|
2011/05/22(日)
どんな曲でも
|
|
|
今夜はバレエ「嵐が丘」の本番でした。まあ、曲は、いわゆるいろんな作曲家のキャラの寄せ集め、という感じなんですが。。。
でも、若手指揮者のパヴェル氏は、すべてのフレーズに想い入れと、何より指揮する、音楽に没頭する喜びに満ちてて、全体に凄いポジティフなエネルギーに満ちてて、心から楽しく乗せられて演奏できました。
休憩時間に、 「ああいう曲でも、あなたのような情感溢れる指揮と、オーラで楽しくなるのですね!こんな楽しい仕事は珍しい!」と感想言ったら、パヴェル氏に凄く喜ばれ、
「曲はつまらないよね。。。」 「でも、演奏の仕方によるのだと、今日本当に実感しました。もっといい曲でも退屈にもなるでしょうし。。。」
パヴェル氏は、「ますますやる気でた!」 と、後半ますます深くいい乗りになっていました。
録音する曲には、得意分野でない曲もあるし、いまいち自分にあってない曲もあるのですが、今夜のパヴェル氏の、それほどでない曲にも嬉しさいっぱいの指揮ぶりに、大いにヒントもらえました。
オーケストラの仕事上でインスピレーションがもらえるなんて、ついてる日です。
|
|
|
|