ドイツの空の音楽日記
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2011/04/11(月) ありがたいドイツ国籍と日本国籍
昨日はドニゼッティ「ルチア」の本番前、練習室でばったり会ったヴァイオリンのマリアンネさんと食事に行って、思いがけず色んな話で意気投合して、「また話そうね!」と喜び合いました。最近、魂レベルで息の合う出会いに恵まれてるような。。。

一昨日は、シンフォニーコンサート前に、ジョラと待ち合わせて、一緒にヴィザ申し込みの書類書きをし、その書類の、まるで彼らを犯罪者扱いしてるかのような項目には憮然としてました。ブルガリア人を夫に持つ友人からも、ヴィザ申請の際に「彼も自分も傷ついた」と聞いてたので、私は「ああ、これか。。。」と思いましたが。

その後ジョラは「日本語の話し方を教えてくれ」と、日本語の練習してましたが、侍時代の映画ばかり観てる彼は、日本語となると、顔をしかめて低くうなる声を出して、侍の話し方を真似するので、

「やめてくれ!今の時代、そんな話し方する人いない!」といくら言っても、
「だって僕の中で日本語って、こうなってしまったんだ。」
「そんな調子で話しだしたら、私は『こんな人知りません』って逃げるからね!」

私が普通の話し方に直そうとするほどエスカレートして、しまいには喫茶店でお客さんもいるのに、立ち上がって侍調日本語演説し始めました。。。。。半泣きになりながらも笑い転げるしかなかった私。。。

まあ、でも、このおかげですっかり彼の機嫌は直り、むしろ
「僕、すごく楽しかった!」とシンフォニーコンサートでもご機嫌だったのでホッとしました。

今までの共演者は、出身がどこの国であっても、面倒な国の場合、ドイツ国籍を取ってる演奏家ばかりだったので、何も問題がなかったのですが、国籍によってヴィザ申請がこんなに大変なものとは知りませんでした。ジョラもこれを機に、ドイツ国籍を考えるようです。


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