ドイツの空の音楽日記
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2011/03/09(水) 根負け
今週はプログラムの良いシンフォニーコンサート。ショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲を、今日はチェロのソロなしで合わせている時、指揮者が、「この曲は弦楽器を減らしてやりたい。」と、それぞれの弦のグループから数人ずつ、家に帰らせました。

その直後に、ソリストをやるゲーハート氏から、「弦は減らさず、大きいままの編成でやってくれ」と指揮者に携帯メールが!
一瞬遅かった。。。指揮者は「どうしても減らしてやる!」と交渉してましたが、協奏曲の場合、ソリストの希望優先では???


成り行きで、夏休みにジョラが私の実家に3週間も来る事になりました。ジョラの日本への熱意に根負けです。ジョラの大喜びの様子見てたら、後に引けなくなって。。。

出遭った瞬間から、当然のように、肉親のように肝心な時に助け合ってるけど、親友とも恋人とも言い難いこの不思議ジョラを、両親になんと言って紹介するか。。。

凄い年下だけれど、この子が私のツインソウル、です。きっと。(ツインソウルとは、お互いの使命を全うする為に、出遭わされる相手。出遭うと精神的な修業をさせられ、自分のカルマを解決していかざるを得なくなる。)

右は、オペラ「トゥーランドット」の合わせより。指揮者のカムチャロフ氏と、その横でソロ・チェロを弾いてのがジョラです。

2011/03/07(月) 好調スタート!
昨夜、「こうもり」の本番後にチェロのイータイが来てくれて、3月終わりの演奏会の合わせをしました。最初から、モーツァルトのテンポ感が一致してて、ちょっと安心。

イータイは柔軟だし、すぐに一応の形になりましたが、録音が控えてる事を思うと、モーツァルトの曲ってすべての粗が出るので、まだまだやるべき事はあります。

イータイの、日本公演時に壊れたチェロは跡形わからない程に修繕され、いい音してたのでこれも安心しました。昨晩と今朝早くの合わせで、いまいち頭がすっきりしてないままでしたが、有意義でした。私はその間親友のM子ちゃんちに泊めて頂いて、美味しいカレー御馳走になりました!

右は光永ホールでのイータイとのツーショット。

2011/03/05(土) ええ!うそ〜!と言うメールが。。。
「トゥーランドット」本番でした。自然な音楽の流れ、ダイナミックさは楽しめましたが、やはり指揮者はカオスなので、時々色々事故ってました。まあ、退屈な演奏よりいいかも。

明日からシンフォニーコンサートの練習がはじまり、曲目はショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲1番、ドボルザークの7番、など、好きな曲目で楽しみです。また、どういうゲスト指揮者かはわかりませんが、独奏チェリストは上手いらしい。。。(ジョラ君とジョルト君談)

今日は美味しいと評判のイタリアレストランで、お昼をジョラと食べました。スパゲッティも手打ちの麺で、これはいけます!この前から、ジョラが盛んに「日本に行きたい」と言ってるのを無視してるのですが、今日もうめくように「行きたい」と言われて無視。連れて行っても面倒見切れない、と思ってたので。

ところが、ひょっとして?と言う流れにもなってきました。ひょっとしたら、この子、凄く運が強い?

2011/03/03(木) 嬉しい小包!
宇部の光永社長から、歌劇場あてに、2010年度の演奏会CDとDVDが届いていました。こんなに早く、嬉しい!どうもありがとうございました!
ベルリンに出かけていたりして、受け取るのが遅れたのですが、歌劇場は無事に保管していてくれるので有難いです。

今日はウェストサイドストーリー本番の合間に、画家のボリッシュ夫妻の自宅に呼ばれていました。ドイツでの両親と言う感じで、可愛がっていただいています。

5月には、彫刻家のロスドイチャー氏所有の教会で、ボリッシュ女史の展覧会・フルートとチェロのリサイタルのコラボレーションを計画しています。

2011/03/02(水) 体によくないイライラ
う〜ん、「トゥーランドット」のゲスト指揮者の、何がやりたいのか、何が言いたいのか、何のための練習なのかわからない合わせは、非常にイライラします。。。。。。おまけにドイツ語も下手で、数字さえ言ってる事が良く聞こえない。

指揮の基本も全然なってないし。。。

やたら無駄な時間ばかりかかって、オケはますます崩れていくばかりの練習終え、イライラしながら帰ってくる途中、能天気な団員が「オツカレサ〜マ〜〜〜〜〜」とか、「サヨナ〜ラ〜」と日本語をふっかけてきましたが、一緒に働いてる団員に片言の日本語言われるのって、観光者扱いされて馬鹿にされてるみたいで嫌いなんです。私。

イライラしてたので無視しちゃいました。。。

2011/03/01(火) 本心、だよね?
プッチーニ「トゥーランドット」の合わせが始まりました。
指揮者は、音楽的には自然な良い流れをしてますが、かなりカオスな人。。。退屈するよりいいけど、そのカオスのせいで、ちょっとオーケストラと誤解も生まれかけて、危うい雰囲気かな。。。

ジョラから、初めて用事以外のメールが来てました。
「褒め言葉をありがとう、でも、きっと僕はそれに値する程じゃない。
君との共演は、すごく楽しかった。君の演奏は美しい!
5月用のプログラムはとてもいいよーきっと、お客さんは満足以上のものを得るだろう。。。」

ジョラの私への態度って、ひねくれててとても変なので、このメールは意外。こっちが本心だと信じたいです。
彼がどうであれ、私にとっては音楽家精神として、最も尊敬する演奏家、なんですから。。。

この火曜は、第一バイオリンのスザンネ・ルンプラーとベルリンに行って来ます。


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