ドイツの空の音楽日記
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2011/02/12(土) 守るべき存在
昨日は朝、「こうもり」の合わせ、昼に第2ヴァイオリンの入団試験、夜が「ウェルテル」の本番、その合間に必死に練習時間も確保しました。

「ウェルテル」での、ジョラ君のソロ・チェロは泣ける!彼は常に魂の演奏をできる、貴重な存在だと再確認しています。

3日前に、来年度の室内楽コンサートへの共演申し込みと、4月の本番と私の為のデュオ曲合わせの事で、ジョラに電話したら、誰かがスラスラとした日本語でしゃべってきて、

「え!?誰か日本人の家に間違ってかけた?!」と一瞬、私は頭が真っ白に。

ジョラが、私だとわかってふざけてたのですが、いつの間にそんな上手な日本語を???

「(ドイツ語で)そちら、ジョラですか?」と訊いても、
日本語で「はい、そうです。」と日本人的なアクセントで返って来て。。。しばらく頭が?だらけになってました。


その後、初めて、電話でゆっくり目に話しましたが、それをきっかけに、ジョラは音楽に対する情熱もですが、前のオーケストラで受けた人間不信、運命不信のような感情もぶつけて来るようになり、

純粋ゆえに、傷つきまくり、だけど、それを見せるのも怖がってるジレンマを見ました。

「これは、今回もうちのオーケストラで同じ目に遭わせたら、この子の人間不信が決定的なものになってしまう。。。」

心配するより、どうやって守ってあげられるかを考えてあげたいです。

2011/02/10(木) このとこ良い天気!
今朝、ホルンの年間契約用、入団試験があり、2次で群を抜いていた事からすんなりと、今アカデミー生をやってるコンスタンツェさんに決まりました。

でも、一次の結果は、なんだか自分の好みと大多数の団員の好みがかなり違うな〜と、またしても思いました。。。

昨日、またチェロのイータイから電話がありましたが、なかなか名乗らないので、うっかり「ハロー!トーマス!」と、違う人と間違えてちょっと気まずかった。。。性格なんでしょうけど、毎回なぜか間違えるので、こっちがイータイだと気付くまで名乗らないの、止めて欲しいかも。。。

2011/02/08(火) こうもり
今日から、J.シュトラウスの「こうもり」の合わせが始まりました。やってて気分が明るくなる曲。オペレッタでは郡を抜いて良い曲だと思います。

先日、一緒に楽しく遊んだジョルト君に、数日前に3人目の赤ちゃんが生まれました。だから、当分はああいう、修学旅行の乗りのような、夜中までゲームやるようなパーティは無理だそう。

先日は良いタイミングで遊べたんだな〜。。。

「2時間おきぐらいに起こされて、寝不足。」と言いながらも幸せそうなジョルト君です。

下は再びパーティの写真で、左がパパになったジョルト君。中央が私。右は性格はとっても不思議ちゃんのジョラ君。

2011/02/06(日) 一番良い気晴らし
なんだか、人間関係に再びうんざりしてきてるこの数日です。と言うより、思いがけない攻撃やその反動で落ち込んでるこの数日。。。

今日は歌劇場で練習した後、クリスト譜を誘って、気晴らしに中心街の公園を2時間ほど散歩してました。歩くのは精神状態改善にも良いみたいです。

帰ってきてから、来年度の室内楽コンサートに提出するプログラムを考えてて、こういう作業も気持ちを明るくしてくれます。

インターネットで探してるうちに、知られてないけど結構良い曲を発見したりして、そういうのがワクワクします。便利な世の中ですよね〜。

2011/02/03(木) 映画のような嫌がらせ
今回のシンフォニーコンサートはヘンデルのコンチェルトグロッソ7番、と、それをアレンジしたシェーンベルグの四重奏との協奏曲を楽章ごとに交代でやる、と言う変わった出し物。
それと、シベリウスの交響曲6番です。この曲は清純な感じがして、演奏してて心洗われます。

昨日は、ある若い女性団員に、女性としての挑戦状を突きつけられるような、宣戦布告されるような、気持ちの悪い出来事があり、
(なんであまり女性的でもない私を気にするんだよ!)と凄く不快で動揺させられました。なんだか映画に出てくる悪女そのもの。。。

だけど、シベリウスを演奏してる間に心落ち着きました。

オーケストラにいるといろんな人間模様がありますが、それも、まあ、勉強になっていいのかも。。。

2011/02/01(火) 懐かしい楽しさ
週末はマスネー「ウェルテル」の落としでした。指揮者がひどくても、さすが本番となると練習より数段上の演奏になってました。このとこ練習も乗ってるので、調子は上向きです。

その後、M子ちゃんのうちでジョラ君とジョルト君の4人で寿司パーティをやって楽しみました。お寿司はM子ちゃんのプロ並み腕前に脱帽!私も教えてもらい、さらに私がジョラに教え、ジョラはどこで覚えてきたのか、「インサイドアウト巻きをやってみる!」と挑戦精神旺盛で、結構綺麗に作ってしまい、ビックリ!!

お腹いっぱいになった後、まるで修学旅行のような乗りで、床に寝転びながら夜中まで4人で「人生ゲーム(モノポリ)」やって、キャーキャー言っていました。

ジョラは、負けそうになってくると、本気で悔しがり、こっちにとって、とても条件の悪い取引を、まるで詐欺師のような真剣さで「君にとっても絶対!絶対いい話だよ〜!!」と申し込んでくるのが、(まさか、今後の彼のあり方を暗示してないでしょうね。。。)と思いつつ、おかしくて笑いが止まらなくて困ったりもしてました。

なぜか私が大勝したのですが、ジョラの意気込みが凄いから、勝ちそうになった時はかえって(やばいな〜)と思ったのです。帰りがけ、「君が勝ったけど、僕べつに怨んでないから。」とまじめに言われ、(相当こだわってるじゃないか。。。)

ジョルト君は、一緒に演奏の仕事をしたことはあっても、こうやってゆっくり話したのは初めて。4人のまとめ役をやり、落ち着いていて誰に対しても温かい理解で接してて、「こんな良い人だったのか!」と人間性見直しました。

仕事仲間でありながら、こんなに4人ともがリラックスして遊べる事はめったにないです。忙しい中、半日かけて用意してくれたM子ちゃんに感謝!ちなみに、私以外は皆チェリスト。チェロ縁がますます強くなってるかも。

写真は左からジョルト、私、ジョラ。写真の雰囲気も修学旅行みたい?!


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