ドイツの空の音楽日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2011年2月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新の絵日記ダイジェスト
2016/10/24 パリでのリサイタルにて
2016/04/10 2016年は困難の年?
2015/09/28 ハルバーシュタットでのソロ演奏
2015/09/02 信じよう!!
2015/08/18 2015年日本公演を終えて

直接移動: 201610 4 月  20159 8 3 2 1 月  201412 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 月 

2011/02/12(土) 守るべき存在
昨日は朝、「こうもり」の合わせ、昼に第2ヴァイオリンの入団試験、夜が「ウェルテル」の本番、その合間に必死に練習時間も確保しました。

「ウェルテル」での、ジョラ君のソロ・チェロは泣ける!彼は常に魂の演奏をできる、貴重な存在だと再確認しています。

3日前に、来年度の室内楽コンサートへの共演申し込みと、4月の本番と私の為のデュオ曲合わせの事で、ジョラに電話したら、誰かがスラスラとした日本語でしゃべってきて、

「え!?誰か日本人の家に間違ってかけた?!」と一瞬、私は頭が真っ白に。

ジョラが、私だとわかってふざけてたのですが、いつの間にそんな上手な日本語を???

「(ドイツ語で)そちら、ジョラですか?」と訊いても、
日本語で「はい、そうです。」と日本人的なアクセントで返って来て。。。しばらく頭が?だらけになってました。


その後、初めて、電話でゆっくり目に話しましたが、それをきっかけに、ジョラは音楽に対する情熱もですが、前のオーケストラで受けた人間不信、運命不信のような感情もぶつけて来るようになり、

純粋ゆえに、傷つきまくり、だけど、それを見せるのも怖がってるジレンマを見ました。

「これは、今回もうちのオーケストラで同じ目に遭わせたら、この子の人間不信が決定的なものになってしまう。。。」

心配するより、どうやって守ってあげられるかを考えてあげたいです。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.