ドイツの空の音楽日記
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2011/12/04(日) ドラマのようなコンサート展開
この数日、室内楽コンサートの準備で、ドラマが展開してました。

まず、共演者のジョラと毎日喧嘩が続いた事。
このコンサートに懸けてるからこそ、曲や演奏会に対する姿勢の違いでぶつかり合ったわけですが、前日が一番険悪になり、どうなるかと思いました。

そして、一日前に、ピアニストのザーネが急病でキャンセルしてきた事!!
6曲中の4曲がピアノとの共演だったので、ザーネからの電話には絶句しました。「今更変わりのピアニストいないよ。。」
ザーネから、「フルート・チェロでやってたんじゃなかった?それ、やれない?」と言われて、(そうか、まだその手があった。。)と、企画者に相談したら、「穴をあけなくて済むなら助かる!」と不幸中の幸いで喜ばれました。

それで、一番喧嘩してるジョラとのデュオが中心のコンサートになりました。

喧嘩はしてたけれど、自分の手ごたえとしては、ジョラに敬愛しきってた時より、自分の音楽として『ここだけは譲らない所』があった、今回のほうが良くなった、エネルギッシュになった、と思いました。

それでいて、ジョラの天才性にはとてもインスピレーションも受け、企画者も大喜びしてくれた成功となりました。


明日からは、オケの仕事以外は、いよいよCD製作仕上げに集中しなくちゃ、です。

ハプニング続きではあったけれど、自分にとって今年の締めくくりであったこのコンサートに燃えられた事で、また来年からの向上をはかれそうな気がしています。


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