ドイツの空の音楽日記

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最新の絵日記ダイジェスト

2016/10/24		パリでのリサイタルにて
2016/04/10		2016年は困難の年？
2015/09/28		ハルバーシュタットでのソロ演奏
2015/09/02		信じよう！！
2015/08/18		２０１５年日本公演を終えて

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	2011/11/30(水) ジタバタ

あと５日の室内楽コンサートの準備とオケだけで、一日が足りないような状態が続き、今月中に終わらせるつもりのＣＤ仕上げが出来てない。。。もう、今月今日で終わりなんて、１１月は飛ぶように過ぎた印象です。

忙しいと言いながら、昨日の午後はＡ子ちゃんとクリスマス市見学も楽しみました。天気もよく、この時期にしては暖かく、良い気分転換になりました！

明日の朝、チャイコフスキー４番の初あわせ。午後室内楽の合わせ。明日の夕方はインゴ氏との小さな本番仕事。
自分に予定を言い聞かせてないと、なにか忘れそうで怖い。。。

下はこの夏、光永家でのコンサート打ち上げパーティにて。

	2011/11/27(日) 乗ってる準備

例年より全然暖かいままのドイツの今年の冬です。

今週は週末に大事なコンサート抱えてて、そういう時に限って、オケも忙しいし、チョコチョコ小さな本番も入ってくる。。。
明日はインゴの家でフルート、ヴァイオリン、ギターの合わせで、彼のうち、と言うのは遠いので、
「合わせ、歌劇場に出来ませんか？」と訊いたけれど駄目で、朝早くから遠出。。ちょっときついな。。。

今日も一日中練習と室内楽の合わせで吹きっぱなしで、夜の『くるみ割り人形』の本番の時には、自分では疲れてないつもりでも、思いがけないとこでミスしそうになったりして、かなり力尽きてたのが自分でわかりました。

コンサートの準備も大事だし、体調管理も大事！
忙しいのに全然痩せないのが悔しいけど、良い演奏できる事が第一！で、ダイエットはその後にします～。

下は、オーケストラの練習風景です。

	2011/11/24(木) もう、クリスマスシーズンのドイツ

このとこ、一日中霧が立ち込めて、ちょっと幻想的な雰囲気です。もう、街中にはクリスマス市が建ち、アッと言う間にもう年末ではないですか。。。一番焦ってるのは、ＣＤの仕上げが、なかなか落ち着いて出来ない事。録音してからの方がぐずぐずしてしまってるんですよね。。。

会社の方から『１２月末には遅くとも仕上がってなきゃいけない。』とメールが来ました。今月中に終わらせなくちゃ。。。

イータイと、気に入った写真で意見がわかれたりもしてますが、これは専門外なので、意見だけ言って、最終決定はプロに任せます。

今朝は早朝に自分のソロ曲２曲をしっかり練習し、その後、バーバラとチェロとハイドンを合わせ、ゴーベールをやったときには６時間ぐらいぶっ通しで吹いてたので、かなり疲れてしまってました。

だけど、前回怒りまくった甲斐はあったようで、チェロは本気出して曲も見てきてて、凄い演奏をしてくれるようになってました。

バーバラには、「あんた、見直したわよ！！言う時には言うのね～。子供作ったらバッチリ教育できるわよ。」と、変な事を褒められました。

	2011/11/22(火) 怒り爆発

室内楽コンサートの合わせで、一番難しくて、一番出来てないのがゴーベール作曲『水彩画』。

弦と管のユニゾンが大変なのもありますが、共演者の一人が、
この曲の合わせを真面目にやらなかったり、キャンセルしまくったのが一番の原因です。
今日、バーバラも居た場だったけれど、私は切れてしまい、彼に向かって、

「演奏会までに２週間ないのに、合わせキャンセルしまくりとは何事？！音楽家としての尊重がないなら共演など出来ない！もう堪忍袋の緒が切れた！！いい加減に真面目にやれ！！！」と怒鳴りつけました。

バーバラは私の剣幕に驚いて部屋を出て行ったほどなのに、本人、それでもヘラヘラしてるので、
「プロとしての約束は、食事の約束をキャンセルするのとは訳が違う！」と言うと、

「君、どうせなかなか食事にいけないもんね。だって、太りすぎで痩せなくちゃいけないから、食事どころじゃない。」
。。。。。。。。
。。。。。お前、殺すぞ。。。。。！

おまけに、別れ際、
「君の剣幕、良いシーンだったよ。」
と、にやりと笑ってドア閉めていきました。

次に会ったら生かしておきません。。。。。。。

	2011/11/20(日) 楽器による音程の違い

さっきまで、オペラ、ウェーバー『魔弾の射手』をやってました。指揮はパヴェル・ポブラウスキー。流れの良い、雰囲気ある本番でした。

団員の数人が、「敦子、シンフォニーコンサートでのソロ、良かったよ！曲にバッチリはまってて、特に楽しめたよ！」などと、励ましの言葉くれて、とても嬉しかったです。

今朝は、チェロとゴーベールのトリオの合わせをしましたが、この曲、ユニゾンが多くて、弦と管の音程の取り方の違いがバッチリ出てしまう。。。難しい。。。やりながら落ち込みそうでした。でも、後２週間で本番。落ち込んでる暇はありません。

フルートは音をしっかり出す事より、響きを作って、チェロラインに色をつけるだけのフレーズの取り方にした方が、かえって生かせるかも。。。明日からの合わせでまた工夫してみなくては、です。

	2011/11/18(金) 忙しい日々

シンフォニーコンサート２日目、客席での私のソロは今日の方が上手く行きました。自由に吹いてるので、昨日はオーケストラとのラスト・タイミングがギリギリでしたが、今日はそれもバッチリ。

昨日とは反対側で吹かされましたが、こっちの方が響きも丁度よかったみたい。評判も昨日より良い感じです。

今朝はバーバラとマルティヌーを合わせ、決まってきました。
その後ジョラも加わって、ハイドンのトリオ。シンプルな曲ですが、それだけにすべてが見えてしまう曲。この３人は乗りが似ててとてもやりやすいし、３人の追究が良い具合にぶつかって、刺激もあります。

明日は、急にマルコに言われて、ヴィヴァルディのフルート協奏曲を再びやる事になりました。
朝の仕事の後にすぐ発つそうで、早起きして早朝練習しなくちゃ。。。

	2011/11/17(木) シンフォニーコンサートのイベント

今日、客席で吹いたソロのイベントは、直前までお客さんの横に居る事にちょっと集中力失ったかも。。

間をあけすぎ、最後のフレーズが時間切れになりかけたので、明日はもう少し間を減らすようにしなきゃ。。

でも、面白い体験だし、仲間で良いと思ってくれた方々もいて嬉しかったです。
昨日のゲネプロでは、一番尊敬する音楽家から賞賛いただいて、すっごい嬉しかったです。

明日、もっとよくやります！

下は、この夏の、光永有香ちゃんピアノ、ゲオルギー・ロマコフチェロでのウェーバー『トリオ』本番にて。
３人バッチリ息が合い、自然で深い流れの三重奏でした。

	2011/11/16(水) 変わったイベント歓迎

明日とあさってがシンフォニーコンサートで、私は後半の一曲め、客席で曲の終わり近くまで待っており、最後、そこで立ち上がって暗譜でソロを吹くのがあります。今朝、初めてやってみました。

本番、どんな感じになるのか、今夜のホールでのゲネプロで見てみないと。。。

全体にちょっと退屈なプログラムの気がしてたので、こういう変わった趣向は歓迎です。

ゲネプロの前には、先日ちゃんと出来なかった、ゴーベールの合わせのやり直し。今回は『フランス音楽嫌いだ』などと言わせないで自分のペースで引っ張るつもりです。

写真は、この夏、宇部ラスト公演の後、光永社長と木下氏、スタッフの方々に支えられて、福岡に発つ直前に。

	2011/11/14(月) 良い感じと思うんだけど。。。

昨夜はヤナーチェク『イェヌファ』の本番、パヴェル・ポブラウスキーが指揮でした。彼の指揮は付いて行きやすい。流れが自然で好きです。

今朝はバーバラとジョラとの合わせ。白熱して、良い感じです。
バーバラとのマルティヌーは、彼女にあってる曲だし、多分大丈夫。３人のハイドンは、もう少し密なコンタクトも必要だけど、生きたものになりそう。

ジョラとのゴーベールで、ジョラに「この曲わからない。」とごねられ、
「方向性はフォーレの音楽よ。」「僕フォーレ好きじゃない。」「いや、そんな事言われても困るな。。。」ついでに
「僕、女もわからない。自分の人生どうして良いかもわからない。分かり合える人なんて居ない。」。。。。。
答えようがなくなりました。。。

明日から、朝夜のシンフォニーコンサート・合わせと、合間に自分のリサイタルの準備、忙しい日が続きます。

下は、ピアノの光永有香ちゃん、チェロのジョラとの合わせの風景です。

	2011/11/11(金) １１１１１１の日

今日は、ドイツの日付の書き方だと１１．１１．１１．になる日。

今日から、１１月のシンフォニーコンサートの練習開始。そして、個人的には１２月のコンサートに向け、バーバラとジョラと合わせを開始しました。バーバラもジョラも音楽に生きてる人なので、個性のぶつかり合いもまた楽しい。。。

シンフォニーコンサートは、今回、プログラムも指揮者もちょっと退屈かも。。だけど、一曲変わった曲で、フルートソロは客席から吹くのがあり、多分、暗譜して客席のどこかから吹くことになるでしょう。

これは私にとってはまた楽しい経験になるかも。。。

写真はこの夏、市長訪問で久保田市長に個人的に演奏させていただいた時のものです。

11月絵日記の続き