ドイツの空の音楽日記
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2010/08/26(木) 9月6日まで出かけています
9月6日までは、ベルリンで合わせとコンサート、フランクフルト近くのエーバーバッハでリサイタルをやっています。

また9月6日からよろしくお願いします〜!

2010/08/25(水) しばらく出かけています
「バラの後ろで」と言う、室内楽と演劇の作品の、今日はゲネプロでした。明日、2回の本番をやって、すぐベルリンに向かいます。

明日の夜はベルリンの四重奏団と合わせで、こっちのほうが私にはメインです。もっとしっかり準備しておきたかったのですが、ずっと結構大変なコンサートが続いてて、今まだ「これ!」と言うとこまで行けてません。新しい曲が中心なのもあるんですが。合わせをしながらしっかり掴んで行きたいです。


9月3日にベルリンで、5日にクロスター・エーバーバッハで演奏会で、帰って来るのは9月6日になります。

しばらく日記お休みしますが(日本語がかけなくなりますからね)また9月6日からよろしくお願い致します!!


下はモーゼル河畔の可愛らしいホテルにて。

2010/08/24(火) ほとんどパニック
オーケストラが始まって、急に時間が限られ、全時間が自分のものだった夏休みとのギャップにほとんどパニック状態です。

あさってから、ベルリンでの合わせやコンサート、続いてのエーバーバッハのリサイタルで10日ほど出かけてしまうので、それまでに練習しておく曲、やっておく雑用、色々溜まりまくりです。

今日、やっとショパンのアンコール用の編曲もなんとか仕上げました。明日とあさってで総仕上げの練習と荷造りしなくちゃ。。



下は、この土曜のポツダム、サン・スシ宮殿での野外コンサートのゲネプロ模様。テレビのニュースになってたのをクリストフがネットカメラに収めました。

2010/08/22(日) 正念場の週末
土曜は1日4回、最終公演は0時過ぎ、というポツダムのサン・スシ宮殿での四重奏演奏会でした。

オープンエアで、響きもないし、夜中にはつかれきってるのでは、と思ってましたが、案外最後までインスピレーションに溢れて演奏でき、合間に4人でお茶して待ってるのも結構楽しめました。そして、夜中になる程、お客さんは増え、その盛り上がり、まるでイタリアやスペインの真夏を想わせました。

宮殿中庭にぽっかりと浮かんだ月が幻想的に綺麗で、その月が出てからは毎回、「月の光」を演奏し、今までで一番真意が入ったと思います(笑)


そして、夜中3時近くに帰って来て、睡眠不足のままの大聖堂でのパイプオルガンとの演奏会を、今、終えてきました。

昨日、今日と突然の猛暑ぶり返しで、演奏始まってからも顔からも汗がなだれ落ちる、という珍しい経験をしました。

そして、お客さんは沢山はいってましたが、パイプオルガンのある場所からははるか下、また100メートル先まで入ってるので、フルートの音が聴こえるのか?!と、もう、出来るだけの太い音で吹き、オルガンの遅いテンポと待ちとに懸命の対処しながらの演奏で、良い演奏だったのかどうか、今一わかりません。

ゆっくりの楽章はどの曲も良い雰囲気がうまれてて、それはオルガニストのジョルダン氏も喜んでます。

下に降りていったら、お客さんで待っていて下さった方々が、「とっても楽しめました!フルートであんな太い音がきけるとは!」と言うような反応をくださり、凄くホッとしました。

この2日間は体力勝負で、「私って体力だけはあるよね〜」とまた自覚してます。汗かきまくりだったので、まるでスポーツし終えた気分です。。。

演奏会中、共演者みんなが、「敦子って凄い量食べる」と話してました。土曜も、配られた食券を使い切ってしまったのは私だけだったし、今日も演奏会前にジャンボおにぎり3つも平らげちゃったし。。。でも、それがなかったら、疲れが出た演奏になった気がします。

ダイエットは演奏会の無いときにしよう。。。

2010/08/20(金) ハードな週末に!
明日は1日4回、夜中1時過ぎまでの、四重奏演奏会。あさってはドキドキの、フルートとオルガンの演奏会、と2日間ハードになります。


オルガンとはこのとこ毎日合わせてますが、プーランクもヴィドールも、パイプオルガンにはかなり挑戦的なハードな曲だったかな。。。

ピアノとより、かなりテンポを落とし、部分的に立ち上がりを待つ箇所もあるので、それでも、自然な音楽の流れと自然な感性移入するのには努力が要ります。

本番、上手く行きますように!


この2日は食べる暇がなさそうなので、さっき帰って来てから、明日とあさってのお弁当用意しました。腹が減っては演奏はできん!と。

本当はこのとこ体重がまた危なくなってきてるから、食べない方がいいんでしょうけどね〜。


右は、モーゼル河沿いのオーバーフェル村での喫茶店で。

2010/08/18(水) 新しい試み
今日、大聖堂のパイプオルガンとの合わせをしてきました。

本当は昨日だったんですが、大聖堂の前まで来て、
(そう言えば、昨日の演奏会からずっと携帯切りっ放しだった。ひょっとして、ジョルダン氏(オルガニスト)から変更の連絡入ってたりして。。)とチェックしたら、本当に
「明日の18時に変更して欲しい」と連絡入ってて、そのまま帰宅。

しかし、昨日は早朝から四重奏の合わせもあって、夕方には眠くて仕方なくなってたし、今日、フレッシュに合わせられて丁度よかったです。


相手がパイプオルガンだと、ピアノと合わせ慣れてる私には、音が少し遅めに帰って来るので、ついつい自分が飛び出してしまい勝ち。
かと言って、待ちすぎても、オルガニストも待ってしまい、音楽の流れが止まるので、流れは絶やさず、しかし、ピアノとよりは重めに音楽を運ぶ、コツを掴むのにまだあと少しかかりそうです。


ジョルダン氏は、「木曜のお昼に合わせ、出来るだけ、また金曜も合わせよう。本番で心一致しなくちゃね。」と積極的で、嬉しい限りです。
合わせを面倒がる方もいるので、努力を惜しまない方に出会うとホッとします。


右は、登山中の私。この、雨天用のズボンは、雨の中自転車使うのに、今も活躍中です。登山には暑過ぎて、(下に普通のズボンもはいてるし)この後すぐ脱ぎました。前日大雨になったから、用心のカッコだったんですが、こういう日に限って雨も降らなくて。。。

2010/08/15(日) ヴァルベック演奏会
今日も昨日に続けて、ヴィヴァルディのフルート協奏曲「夜」の本番、場所はヴァルベックという町でした。


ロマネスクの遺跡が残ってて、晴天ならその遺跡でのオープン・エアの予定が、朝から雨だったので教会内になりました。音楽家のとっては室内のほうが全然ありがたいです。


今日の演奏は、昨日より音に集中力がこもり、更にアンサンブルも心一決して、全体として今までで一番良かったのでは?数繰り返すほどに、「良い曲だな」と思うし、アンサンブル側も、そう思ってくれたようで、「良い曲だ良い曲だ」と言っていただけてます。

演奏会終了後には、すぐ横のガルテンで焼いてる、ソーセージとハンバーグのバーベキュー、熱々をいただきました。私は背中にフルート、両手に衣装ケースと傘と大きな花束を持っていても、目を輝かせて何とかこのバーベキュー食べようとしたら(地面は雨でビショビショだった)仲間が荷物分け持ってくれ、「落ち着いて食べなさい」と笑われました。

しかし、これで、ヴィヴァルディは10月までしばらく温め、来週はちょっとドキドキの演奏会2つが重なっています。明日、その2つともの合わせ。四重奏は慣れてるけれど、フルートとオルガンの合わせ、上手く行きますように!

2010/08/14(土) へックリンゲン演奏会
フルート協奏曲「夜」3回目の今日はへックリンゲンの教会にてでした。ココの教会、響きも丁度良く、良い感じに舞台になってて気に入っています。

今日、行ってみたら、ソロ・ヴィオラがフリディオフ氏で「あなたがヴィオラ弾いてくれるの!」と思わず喜びました。音楽的で責任感のある、どんなアンサンブルでも彼が居ると安心できる演奏家なのです。

演奏は、全体として前よりずっとまとまっていて、しかし、イタリアの曲だし、もっと熱くやりたい処も残りました。マルコ氏とフリディオフ氏からは、「敦子は本当にソリストだ!存在感が抜群だ。」と帰りの車の中で賞賛いただいて、ホクホクしてました。明日も同じプログラムを、ヴァルベックでやるので、より良い集中力を目指したいです。

2010/08/13(金) 本番前のプレゼント!
明日、へックリンゲンという待ちで、再びヴィヴァルディ「フルート協奏曲”夜”」を吹いてきます。

その前に、今日、やっと友人からの荷物が届いて、ホッとしてます。 しかし! たまたま家に居たから良かったけれど、またまた約束の時間外に来たDHLでした。
クリストフが「こんなんじゃ、お宅そのうちつぶれるぞ!」と苦情言いましたが、どこ吹く風でした。。。


右は、ライン河沿いに並んでるワイン畑の道。この写真の直後、歩いていたら、「今からヘリで農薬をまくから、すぐ立ちのいて!!」と農家の方に言われ、「ここ通らないと、ホテルにかえれません!!」と言うと、「後30分あるから、じゃあ、急いで!!」と。それで、凄い速さで歩き走りして通り抜け、なんとか、ヘリの音が聴こえてきた時には、ワイン畑の見えない処まで行き着いていて、ホッとした日でした。

2010/08/12(木) ドイツの高〜いエクスプレス便
宇部の友人が、心込めて送ってくれた荷物が、なぜか、前回理由なしに日本に戻ってしまい、今回、更に高いエクスプレス便で送ってくれています。

それが、ドイツでも、高くて早いDHL Expressと言うのに渡ったのですが、このDHL,曲者です。。。

半年前にも、違う友人が大事なDVD,CDを送ってくれたのでしたが、まず、肝心の郵送番号が手書きで、後は差出人の名前も何もないカードのみ届きます。その手書きの番号が間違っていたので、その時は対応の仕方がなく、偶然日記に書いたら、偶然、「それ、私から!」とその本人からすぐに連絡もらえて、正しい番号をもらえた次第でした。

その後も大変!

ウィークデイの、8時から12時まで、または12時から17時まで、または17時から22時まで、のどこかで、家で待たなくてはならなく、仕事上、どの時間帯も家に完全に5時間居れないので、おおもめ!!おまけに、7日過ぎたら日本に送り返すと言う。。。
取りに来るなら、ライプツィッヒにしか取りにいけないと言う。

散々困ってたら、クリストフがDHLに怒鳴り電話し、「高いサービスでなんてことだ!」と、なんとか約束を取り付けて、5時間待ってたら、来ない。。。

そして、約束してない日に来ていて、「そちらの不在ミスです」

またこれでおおもめ!

散々もめまくって、やっと手元に届いた時は奇跡、、と思いました。



今回も、だから、友人が送って送り返され、また送ってくれたことで申し訳ないと思ってたら、よりによってまたこのDHL Expressに渡ってるので冷や汗かいてます。

あんじょう、昨日、約束した時間帯に来なかった。。。おまけに、「そちらの不在ミスです」と、サービス終わりにしかけるので、ここでもクリストフに「それは大嘘!!自分も彼女も家で待ってた!!日本からは高いお金払って送ってるんだ!!それに、5時間家に待たせておいて何だ!!」と交渉してくれ、また明日の夕方から5時間待つことに。

「今日は駄目なのか」「今日だとお金を追加でいただきます」

そっちがミスしておいて、なんてでかい態度でしょうね。。。

これが、日本から特別高い料金で、ドイツ内でも有名で高い郵便サービスなんですよね。


日本の郵便局でも、友人のミスではないのに戻った荷物に対し、「そちらの手落ちです」と謝りもしなかった様子なのですが、日本もドイツも仕事がきちんとしてる国なはずだったのに、こう言う事が多くて残念。

前回、Mさんにも嫌なおもいさせてしまい、 今回またNさん、嫌な思いさせてごめんなさい!!明日きっと届くよう、祈っていてね!

8月絵日記の続き


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