ドイツの空の音楽日記
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2010/07/12(月) やっぱり大食いだったのね。。。
昨日のワールドカップフィナーレの直前、オランダ側からのテレビ放送で、一瞬だけ、タコが丸焼きにされてる画像が流れました。

あきからかに「パウルの予言」(オランダが負けると言う)への抗議ですが、笑ってしまいました。


今日はオーボエ奏者のサミュエル君一家の処にお呼ばれして来ました。一家揃って皆凄く温和で自然で、3歳のりヒャ君、9ヶ月のフリードリヒ君の腕白姿も微笑ましかったです。

夕食ご馳走になって、此処で気付いたのが、ドイツ人って私より全然少食なこと!!私、彼らの3倍以上食べてるんじゃないかしら。。。確かに、どこに行っても「その小さい体で良く食べるね〜!!」とびっくりされてます。今後控えます。(出来るかしら?)

2010/07/11(日) 3位決定戦の意味
ワールドカップ、ドイツは準決勝で敗れて以来、国中シュンとしてしまい、昨夜あった3位決定戦の意義も、「そんなものやる必要があるのか?」「決勝にいけないとなって、落ち込んでる彼らにはただの苦しい戦いじゃないか。」などなど言われてました。

ドイツ群、昨日はキャプテンのラーム氏からキーパーのノイヤー氏から得点王のクローゼ氏、そして監督までがインフルエンザで倒れて戦えない状態だった、、と言うのは、誰でも、『もう、終わったんだからそっとしといてほしいんだな。。』と受け取った感じです。

それでも勝ったから良かったですけどね。

タコのパウル君が明日の決勝を占うシーンも出て、スペインを選んでました。また当たるのか?
日本を倒したパラグアイを倒し、ドイツを倒したスペインだから、ここでスペインに負けて欲しくないですね〜。

ドイツはずっと猛暑続き!それを言い訳に、雑用の税金申告にどうも手が伸びないまま、一週間たってしまいました。。。

2010/07/10(土) 自由に生きたい!!
あ〜あ!一回で済むかと思ったら、クリストフの私へのこき下ろしがまた始まりました。

夏休み中に4回ほど、フルート協奏曲やらせていただくんですが、それが彼のお気に召さない。。。「誰が夏休み中にコンサートなんかやるんだ。君は異常だ。僕は我慢してるけど、君の生き方は気違いじみてる。どうせ誰もやりたがらないコンサートだろ。」などなど。

音楽家がコンサートやって何が悪い!

大体、夏休みの空いてるところ、私は本音は日本に帰りたいのに、それじゃクリストフに悪いと思って、我慢してるのに。
(彼は一緒に日本に来るのは絶対嫌だそうだし。)

「悪いけど、音楽中心に生きるのは辞められないから、嫌ならもっと普通の彼女探して。」と、最近は心から言ってます。

毎年、夏休みには別れたい気持ちが強まってます。

女性が何かに賭けて生きたかったら、多分、一人で生きるしかないのだろう、と思い始めてます。それを喜ぶ男性はどこの国にも居ない、というのが結論かも???

2010/07/09(金) 音響に恵まれたギャラリー
ギャラリー・ズッドでの演奏は、思いがけずとても音響が良くて、久しぶりにとても乗って楽しく吹けました。ギャラリーの責任者にも、「聴衆から凄く喜ばれた反応が来た。また呼びたい。」と言っていただけて何よりです!

聴衆の方々は皆絵画などの美術関係者で、ボリッシュ夫妻のお陰で新しい仲間が出来そうです。

先日お会いしたロスドイチャー夫妻もいらしてて、「本当に良かった」と喜んでいただけて、渡し損なってたプレゼントも喜ばれ、「9月11日の宣伝も始めるから(演奏会)」と言っていただけてホッとしました。

一人、写真家の男性に、「写真を撮らせて欲しい」と言われたのが、最初、ナクテンフォト(裸の写真)と聞こえてたまげたら、ナッケンフォト(首元の写真)でした。

ホッとしましたが、でも、ずんぐりの短い首ですけどね〜。

2010/07/08(木) 本番前の掃除
今夜演奏会があるから、今朝はゆっくり寝てたかったのですが、早起きの大きな息子が(いえ、彼のクリストフの事です)「朝ごはん〜!!」と、ほっといてくれませんでした。。。

仕方なく(?)ずっと気になってた掃除を強行しました。

掃除機嫌いのクリストフは自分でもかけない上に私がかけるのも嫌がるから、本当に年4回ぐらいしかかける機会がない。。。いや、これは言い訳かな?

今日演奏する、武満のVoiceは、ヒューヒュードロドロと出てきそうな雰囲気の曲なので、日本の夏だったらピッタリ!でしたが、ドイツでは夏に怪談がはやる、と言う事はない様子です。実物主義で、霊の存在など思っても見ない人が多いよう。

ただ、うちの台所、よく変な音がします。クリストフは勝手に、「台所に住むお化け」と言ってますが、彼は信じてなくて、怖くなるのは私のほうだけなので、その言い方やめて〜。

2010/07/07(水) ドイツ敗れる
今夜は、WMのドイツ・スペインの準決勝戦を観てました。が、、、、、最初の5分ほどで、ドイツの動きの鈍さと言うか、あまりにスペインを恐れすぎてるのが見えて、ドイツ側にとってはハラハラというより、「何やってるんだよ。。」とほとんど退屈になる試合でした。

結果は1−0の負け。

う〜ん、此処まで凄い勢いだったのに、あの生気のなさはなんだったんでしょう。。。タコ君が負けの予想をしたから?


明日はギャラリー・ズッドでの本番で、自分でも特に好きなソロ曲であるフェルーと武満の作品を吹きます。気を取り直して、行ってきます!

2010/07/05(月) 暑さボケしてるな〜私。。。
元東ドイツの歴代彫刻家、ロスドイチャー氏のアトリエに招かれて、画家のボリッシュ夫婦のお供させていただきました。

コンサート企画もしていただく事になったのに、お土産も持っていかなくて、「しまったな。。」と思うこと色々あります。。木曜日の本番でまたお会いできるはずなので、その時小さなお礼を渡そうと思います。

コンサートでは「いくらですか?」と訊かれるのはとってもとっても苦手。。。今日も、同じタイプの演奏会でいつも貰ってる値段を言った後、(いや、個人で用意していただくんだったら高かったかな)と思って、値引きしようとしたらなんだか変な雰囲気になってしまって。。。

しかし、彼の彫刻と緑と花がマッチしたお庭はそれ自体芸術品で、凄く気持ちの良い午後をすごさせていただきました!

2010/07/04(日) ドイツも蒸し蒸し
木曜日に展覧会とフルートソロのコラボレーションがあり、今週はその準備しています。

今朝少し雨が降って、涼しくなったかと思いきや、午後からはかえって蒸し暑くなりました。昨日、ドイツがWMでアルゼンチンに圧勝したので、ドイツ人は浮きだってます。

パラグアイ対スペインは、スペインが運良く勝ったと言う感じ。日本とパラグアイの時はもっとそうなので、「これは、運さえ良ければ日本対ドイツも有り得たかもなのに。。」とどうしても思ってしまいます。。。

明日は画家のボリッシュ夫妻に招かれて、郊外でのフルートソロ・コンサートの話を持ちかけてくれてる画家に紹介していただきます。何気なく交流が始まったのが、仕事にも結びつくとは。縁って色んな意味で大切ですね〜!

下はオーケストラのチェログループでのパーティにて。私もクリストフの付き添いで招かれ、ビールとキャビアの飲み・食べ放題でした!

2010/07/03(土) 珍しい37度の猛暑!
夏休みは昨日からなんですが、昨日は朝からヴィヴァルディのフルート協奏曲の合わせが、オケのメンバーとあったので、気分的には今日からが夏休みです。

昨日は合わせが終わって練習してたけれど、全然乗れなくて、「もう、帰ろう!」と家に着いたとたんに友人のMちゃんから「私明日、日本に帰っちゃうから、お茶しようよ!」と電話が。

疲れ切ってたはずなのに、すぐに元気一杯に、もう一度街中まで自転車飛ばしました。遊びになるとやる気がでるなんて。。。

今日はリフレッシュの日にして、1日ゆっくりします。午後にはワールドカップ、ドイツ対アルゼンチンをしっかり観るぞ!

凄い猛暑!ドイツで37度なんて、初めての経験です。扇風機もクーラーも、普段寒いドイツには存在しませんからね〜。

2010/07/01(木) 明日から夏休み!!
ドイツも猛暑が続いています。ドイツにとっては珍しい天気続きで、気分はすっかりバカンスになってたところ、今日が夏休み前の最後のオーケストラ仕事です。

7月は週に1回、2回のペースでコンサートと協奏曲が入ってるので、気分フレッシュにして取り組み直さなくちゃ。。。暑さのせいか、オーケストラの仕事でやたら消耗されてたこの数週間でした。

週一で何か入ってると、出来ないのが、「日本に帰る」事。。。
一箇所だけ2週間空いてますが、「コンサートばっかりやって、僕とバカンスやろうとしない!」とぼやいてるクリストフをこれ以上ほっけないので、泣く泣く、今年の夏は帰国諦め、です。9月まで我慢しよう。。。


毎回、夏休み直前になると、団員の顔みるのが億劫になってしまいます。多分、みんなそうなんでしょうね〜。


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