ドイツの空の音楽日記
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2010/06/02(水) 展覧会三昧の日
ずれてますが、6月1日です。

午後から画家のボリッシュ夫妻と待ち合わせして、展覧会めぐりをしてきました。

プロと一緒に閲覧するのに、「私、現代美術が理解できるのかしら。。。」と不安もあったのですが、見てみると何かを語りかけてくれる作品、虚しい作品、と言うのがあって、思ったより興味深く見入ってきました。

最初は彫刻、3代に渡るロスドイチ親子の作品。

手塚治虫の火の鳥の中のイメージ人物や火の鳥そのものを彷彿させる像がいくつかあり、イメージの類似にびっくり。

フェニックスと言うのはドイツでも伝説としてあるらしいです。

そして現代美術、20名程の展覧会。「これが芸術なんだろうか?」と頭をひねりたくなる作品が続く中、やっと、「ああ、これは魂が温まる、喜ぶ作品!」とホッとした作品の作者を見ると、友人のボリッシュ女史でした。(友人だからそう感じるの?)と思ったけど、求める方向性が同じだから、友人になってるってことでしょう。

漫画でもこう言う事がありました。

やっぱり友人になるって事は、偶然ではないんだな、、と、新ためて思いました。

彼女の作品の横に、ステンドグラスの美術もあり、それも深く心惹かれるものでした。

他にもステンドグラスありましたが、これが惹き付け度がトップ。もう80代の、クリスチャンらしく、旦那さんが、「ステンドグラスではあんな人はなかなかいない。」と評してました。

3つ目のはブンダリッヒというドイツ画家の版画。私には、モチーフがやたら官能的なのが気になって仕方なかったけど、プロの彼らは「彼の考え出した版画技術だ。凄い完ぺき主義だ。」と、そのテクニックと仕上がりの精密さに感動してました。

なる程、と思いながらも、やはりエロティックなテーマが気になってしまう私は、、、溜まってるんでしょうかね。。。


不安ながら期待しないで回った美術展覧会ですが、たくさん、インスピレーションの種をもらえた1日になりました。

ボリッシュ夫妻と別れがけ、「金曜日のリサイタルしっかりね!」「展覧会とあなたの作品のお陰で、精神豊かな演奏が出来そうです。」と自然に出てきて、喜ばれました。本当にそうしなくちゃ!


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