ドイツの空の音楽日記

ドイツの空の音楽日記

ホームページ｜最新月全表示｜携帯へURLを送る（i-mode｜vodafone｜EZweb）

2010年5月

前の月

次の月

日

月

火

水

木

金

土

最新の絵日記ダイジェスト

2016/10/24		パリでのリサイタルにて
2016/04/10		2016年は困難の年？
2015/09/28		ハルバーシュタットでのソロ演奏
2015/09/02		信じよう！！
2015/08/18		２０１５年日本公演を終えて

直接移動： 2016年 10 4 月 2015年 9 8 3 2 1 月 2014年 12 5 4 3 2 1 月 2013年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2012年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2011年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2010年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2009年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2008年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2007年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2006年 12 11 10 9 8 7 6 5 月

	2010/05/30(日) 今の天気と一緒

う～ん、このとこ仕事が夜遅く外で、変な曲な為か、調子が良くない！
音の調子とか楽器の調子ではなくて、自分の精神状態が曇りきってる感じです。インスピレーションが全然湧かない！

今日は途中で練習打ち切って、自然の中散歩してみましたが、その方が少し明るい気持ちになってきたみたい。

リサイタル近いのにこんなに乗りが悪いのは珍しくて、何だか不安です。クリストフに「この調子じゃ、退屈な演奏しそうだ。。。」と打ち明けると、「君は退屈な演奏はしない。演奏会になったらちゃんと湧いてくるよ。」と、珍しく（失礼！）ポジティフな言葉をくれました。

まあ、演奏はその瞬間までどうなるかはわからないから、準備だけちゃんとして、変な不安もつのは止めようと思います。

	2010/05/28(金) あともう一つ、と言うところ

夜遅くに帰ってきて、ついつい何かかじるクセがついてて、このとこずっと体重がやばいです。。。今日こそ止めよう！！

野外の仕事になってからは、歌劇場で練習する人が減って、日中とても静かです。
リサイタルプログラムは仕上がってるけれど、あと一週間で精神もフィットにしなくちゃ。

６月１日には画家のボリッシュ氏企画する展覧会に招かれてます。インスピレーション得るには今何か刺激が欲しいところです。

	2010/05/27(木) 天気に影響される心

昨日の朝が最後の室内でのオケの仕事。夜から恐怖の野外の仕事になりました。そしたら、朝は青空だったのに、野外になったとたんに雨が降り出して、、、ああ～私達って神様に嫌われてるのかしら。。。今日は更に濡れてもいい、もっとどうでも良い楽器を用意しました。

朝はテレビ局が練習風景撮りに来てましたが、やたら存在感のあるカメラチームで、指揮者にやたら注文つける、（激しい部分を演奏して欲しい、とか、何かオーケストラにしゃべって欲しいとか）珍しいチームでした。だって、普通、存在忘れるような感じで自然に撮るでしょ。。。

今日は昨日よりもっと寒いんですが、野外の仕事までにしっかり自分の練習して、少し気分を上向きにさせようと思います。こんな沈んだ心情じゃ駄目駄目！「どんな時も嬉しそうにしてるの！！」と言った、７０歳の友人の言葉を噛みしめてます。

下は先週あった、サロンオーケストラの演奏会より。

	2010/05/25(火) ペース保つのも仕事

オーケストラはこのとこ毎日「ドンジョバンニ」「デビュタンテンバル」と続けてあって、盛り上がっていました。

この先の仕事はほとんどオープンエアになります。オープンエアは楽器が雨でやられる事を前提に、壊れても良い楽器を使わなくてはならないので、やる気は凄く低下。。。それに夜はまだまだ寒いよ～。。。

今日は唯一の休みです。上手く気力体力回復させて、６月頭のリサイタルのコンディション整え始めようと思います。

	2010/05/22(土) 村興しコンサート

アシャスレーベン近郊の村コンサートに行ってきました。行って見たら、音楽家苦手の「オープンエア」。こう言う事は良くあります。せめて楽器が日陰に入ることをお願いして、パラソルのしたでやりましたが、時々強風でパラソルが倒れる事があり、最初は楽器が壊れない事のほうに注意行ってしまいました。

スザンネのお父さんが途中まで孫（つまりスザンネの子供）連れて一緒で、とても久しぶりにお話しました。孫に目がない様子が微笑ましく、スザンネも嬉しそうです。

演奏した村は、携帯のネッツも入らない田舎！来ていたお客さんは皆さん知り合い、と行った感じで、最後には企画者が自ら焼いてくださったバーベキューステーキご馳走になりました。自然に囲まれてならでの美味しさでした！

	2010/05/21(金) 大きな贈り物

今日はある老人ホームにある品の良い教会で、ヴィヴァルディの協奏曲を演奏させていただきました。急に来た話だったし、「暗譜が大丈夫か試そう」と言うような気持ちだったのですが、物凄く真剣に聴くてもらえてるのが伝わってきて、暗譜の不安も忘れて音楽に没頭できました。

コンサート終わりには車椅子の方々も涙流さんばかりに「ありがとう！！」と握手求めてきてくださり、私のほうが心洗われた気持ちです。「本当に喜んでいただけた」と言うのを実感できて、お金の報酬なしだったんですが、何よりの喜びを得させていただきました。

今週は忙しすぎて、すべてをなんとかちゃんとこなしたくて、余裕なくなってましたが、この演奏会には自分が癒やされました。

夜のシンフォニーコンサートは、その喜びでなんとか乗り切れた感じでした。明日の朝、またアシャスレーベンでヴァイオリンとのデュオコンサートです。幸い、今日から久しぶりにお天気回復！で、楽しく行ってこれると思います。

	2010/05/20(木) 寒い寒い5月です。。。

オーケストラにペースを乱されたくはないんですが、今回は疲れきってます。。。明日、また急にヴィヴァルディの協奏曲を小さなコンサートでやらせていただける事になり、オケの本番前にしっかり練習したいけど、体が動かない。。。

おまけにクリストフは今週休みで、元気一杯なので朝から「税金論」などふっかけてくるので、しまいに、「もうやめて！他の話題にして！」と頭抱えてしまいました。

今はガンガン練習より休める時休むべきかな。。。

	2010/05/19(水) ドイツ人って責任感薄い？

火曜のヴィヴァルディ「協奏曲」の合わせは、コンサートマスターの力もあって、私のやりたい事にアンサンブルがすっと合わせてくれて、楽に仕上がりました。ツアーは私が乗るのは7月からですが、今から音楽的気持ちが通じてるのは有難いです。

しかし！オケの仕事、シェーンベルグばっかりのシンフォニーコンサートは、割り当てじゃなかった曲、合わせに出てなかった曲も仲間の急病でまたまた急遽私がやる事に。。。半分嫌がらせでやってるのがわかってるのであ～あ！！と言う気分です。楽器の機能を無視したような曲ばっかり！頭が変になりそうなシンフォニーコンサート。。。

他にもオケ以外でちょっと問題があり、ドイツ人って日本人に比べて、仕事に対する責任感が希薄だな～と実感するこの頃です。多大な被害を他人に与えても、「私の責任ではない」と、謝る事もしない。このメンタリティにはついていけない、と最近良く思うんですけどね～。

	2010/05/17(月) 帰ったらまた急に。。。

昨日「黒い森」アヒェンでのコンサートで、今日皆で7時間ほどかけて車で帰って来ました。結構疲れました。。。
「黒い森」と言っても、思ったようなうっそうとした森ではなく、私達の演奏した場所は普通の街でしたが、「黒い森」の一部なのだそうです。本番ノリが良く、その後メンバーでなかなか良い話も出来、半分遠足のような楽しさがありました。

明日の朝、オケの仕事の後にヴィヴァルディの協奏曲の合わせです。今日、帰って来てから少し練習しましたが、疲れが出てすぐダウン。明日の朝、仕事前に練習します。。。

	2010/05/13(木) 明日から数日出かけてま～す！

明日の朝、シンフォニーコンサートの合わせの後、カールスルーへに発ちます。日曜日はそこから近い「黒い森」に出発です。

今日は「ウェスト・サイド・ストーリー」本番の合間、友人の女子が「あの人カッコいい！目の保養！」と騒いでる俳優と隣の席になり、「私の友人であなたのファンが居るんだよ。」と話しかけると、「本当！？僕にファンが居るの？！嬉しい！！その人にありがとうって伝えて置いて！！」と凄く喜ばれました。思わず（可愛い！）と思いました。実際、顔立ちがとっても整ってて（俳優ならでは、ですかね。）その顔が笑顔になるとパッと花が咲いたよう。日本に行ったらモテモテだろうな～。

歌劇場にはオーケストラと歌手たちの他にバレエ団も俳優座もあるのですが、音楽家とダンサーや俳優たちとは、今ひとつ交流がないんです。もっと色々話せたら、きっと面白いでしょうけどね。

友人のトキメキを分けてもらって、エネルギー補給できた気分です。

5月絵日記の続き