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2010/02/03(水)
金額と年が異常に大切なドイツ
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ドイツに来てから、半分あきれてるのが、「ドイツ人って数字が好きだな〜!」と言う事。ニュースでやってる事も、オーケストラで出る話題も、半分以上がお金の話。いくら経済難とは言っても、他にニュースないのか。。。(ま、丁度今は雪の被害も話題になってますが)
あと、テレビで誰かの話題が出ても、「・・さんは、」と名前を言わず、「この37歳は」とか「この55歳は」とか、年呼びをする。その人の名前以上にその人の年が重要らしいです。 若いのに凄いとか、90過ぎても元気、とかだったらわかるけれど、ごく普通の中年以上の女性など、年ばかり言われるの、本人嫌じゃないのかな?と思ってます。
で、困るのが、どこに行ってもやたら年を訊いて来る事! 演奏会やったときも、お客さんにまで訊かれまくります。「私が日本人で、ドイツ人には年齢不詳だから?」と思ってたら、他のヨーロッパ人女性も、「ドイツに来て、年ばかり訊かれて困ってる。私ももう若くないし、自分の国だと年ばっかり言う必要ないんだけど。。。」そう言えばフランスではそんなに訊かれなかったな。
それだけならいいけど、どうも、若い人が年長者を笑う傾向が。。。クリストフは、ある年の区切り目で、その年になるまでの一年間、「お前も来年は・・歳だ〜!」といじめられまくったそうです。この前も区切り目の年になったある女性団員、全員の団員の前で「君もそろそろ女じゃなくなってヒゲの生える年だね〜!」と言われてました。
ドイツほど、年取るのが怖い国もないかも??
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