|
2010/02/25(木)
試験と思えぬ演奏
|
|
|
今朝のヴィオラ入団試験審査、3時間半以上もかかって普通の仕事の半ノルマしかもらえない、割りの合わない仕事ですが、聴けて良かった!と思える、本当に上手い人がいました!今回は運良くその人が通り、嬉しくなりました。台湾人男性です。
「またアジア人かよ」「アジア人ってクソ真面目で勤勉だから通るんだよな」と言うような、決して皆が東洋人を取った事を喜んではいない反応も結構あり、(そうだ、私も東洋人。本当に喜ばれる存在ではないんだ。)と思い出させられました。
しかし、この人の演奏は国を越えてる、と思いました。オーケストラの中で働くのはもったいない、ソリストとして活躍すべき音楽性、構成力、テクニック、と思います。まあ、オケで働きながらソロ活動やってる人も充分いますが。
その人の演奏に刺激受けて練習に燃えて、夜のゲネプロは疲れでかえってハイになってました。良い刺激が続いてちょっと若返った気分です。
|
|
|
|