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2010/12/19(日)
音楽家の若いころは。。。
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昨日はミュージカルの本番前のお昼ご飯、家具をプレゼントしてくれて運んでくれたジョラ(チェリスト)と、引越し後何かとお世話になってるハーラルド夫妻(歌手とホルン)をギリシャレストランに招待しました。
ところが、ジョラが「場所がわからない。」となかなか来なく、電話しあって、「今車で送ってもらってるから住所を。。」とか3人で心配してて、多少遅れで、タクシーで駆けつけてきたのですが。。。
小声で、私に、「実は電話くれた時、意識がなかったんだ。」「え!病気なの!?」「いや、意識がないから、動けなかったんだ。。。眠ってたんだ。9時に目覚ましかけたのに、なぜなんだか。。。」なんて言う言い方なのか。。苦笑して叩いてました。。
ジョラが来るまでの間に、ハーラルド氏が、「彼はチェロは天才だが、実生活は駄目だ。先日も、彼の家具を運ぶ約束に、鍵を忘れてきて、せっかくすべて用意してるのに何も出来ないまま終わったんだ。」と。
その音楽性、深い精神性には私も惚れ込んでるので、この先コンサートもお願いしようかと思ってた矢先で、 (いや、この調子じゃ演奏までに苦労するかも。。)と、その後の仕事で、ジョラに直接、 「あなたってコンサートツアーなんかでもこういう調子なのか?」と尋ねたら、いや、気を悪くする事、すること。。。。。
つい一昨日は、「あなたが、オーケストラに遅れて来がちだって、うわさしてる人がいるから、せめて10分前には座っててくれ。」と電話したとこ、「わかった!すぐ気をつける!いい忠告ありがとう!」とすぐ直して、気持ちよくお礼言ってくれてたのに。
ところが、その、長々気を悪くしたのも、どうも芝居だったようで、 「なんでそう、ふてくされるの?だって、今日の印象じゃ、仕方ないでしょう。」などとなだめてる間に、嬉しそうな表情に気がつきました。(なんだよ、こいつ、こういう風にかまって欲しいだけじゃないか?)
まあ、私も20代中盤は、まだまだそそっかしくて、遅れたり、失敗の連続だったから、これから経験積んで直すでしょう。イータイなんかももともとはカオスだけど、ちゃんとやってるし。。。
今日はこれから「椿姫」の本番です。
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