ドイツの空の音楽日記
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2010/12/31(金) 最後の日のラッキーひとつ
7月に税理士に送った書類、何ヶ月経っても何の連絡もなく、同じ税理士についてる団員と、「きっと、税理士に着くまでに無くなったんだね。。。大変だね。。」と言い合ってました。

その嫌いな大変さを後伸ばしにしたくて、こっちから連絡もせず、「このコンサートが終わってから手をつけよう。。」とほってる内に、もう、今年最後の日に。。。

ところが!!今日になって来たのです!!
税理士から、「書類は仕上げたので、これを税務署に送ってください。」と!ずっと心の負担になってたものがやっと晴れました。

まあ、さっさと電話してれば、くよくよ悩まないで、無くなってない事ははっきりしてたはずなのですが、怖いものみたくなさ、から、かえって苦しんでましたよ。。。(苦しんでたと言うほどはオーバーですが)


さて、来年がどんな年になるか、予想もつかない、変化の多い今です。何があってもポジティフで居られる事、が来年の目標です。

2010/12/30(木) 師走
キンボ氏のニューイヤーコンサートのゲネプロは、氏はオーケストラの鈍さに時々イライラしてる様子ですが、その、緊張感がとても心地良く、時間を感じさせませんでした。

その後、個人的な事で、まるで試験でも受けてきたみたいに疲れきって、ダウンしています。今夜は本当は「魔笛」に乗るはずだったのが急になくなり、かえって助かったかも。。。

2010/12/28(火) やっぱり仕事に生きよう。。。
朝、室内オーケストラの合わせ。小さい編成の方が、個人的に責任感が出て好きです。

そして、夜は四重奏の合わせでした。

明日は、朝夜のオーケストラ仕事の合間に、ジャッキー一家とのお別れ会で、呼ばれてます。腕も凄くて、人柄も、いつも機嫌のいいジャッキーが去っていくのは本当に残念!!

それと関係なく、恋に踏み出そうかと決意していましたが、相手があまりに約束や時間を守らない事がひっかかって、やっぱり止めようかな、と、コロコロ気の変わる私。

でも、時間や約束にあまりにルーズな人は、ろくな事ないよね。。。

ドイツはもうすっかり雪国で、歩くのも大変です。でも、運動不足なので、明日のジャッキー家へは一時間かけて歩いていくつもりです。ジャッキーには「本気〜?!」とビックリされてますが。。。

2010/12/26(日) ぎゃ〜〜〜!!
クリスマス、のんびり食っちゃ寝してたら、体重が「ぎゃ〜〜〜っ!!!」と言う事になって。。。。。。。ああ、もう、うそ〜〜〜!

明日から忙しくなるから戻るでしょうか。。。

今年中に戻すぞ!!


ところで、ひょっとして「本当の相手」?!と言う人に出遭ってから、私の周囲にも、そういう強烈な出遭いをする人がちらほら現れ始めました。

共通してるのは、なんらかの問題があって、お互いの気持ちが通じ合っても、公に一緒になかなかなれない、と言う事。また、惹かれ方が強烈なのに、相手を恐れる気持ちも強烈、と言う事。ごくごく精神的な結びつきである事。

そして、お相手、だけではなく、この「出遭った同士」間でも、何となく、他の人に通じない、テレパシーのようなやり取りになっていく。。。


なんだか現実世界からかけ離れていきそうです。
下は、ぶれてますが、マグデブルグのクリスマス市。今年は12月30日までやってるそうです。

2010/12/24(金) 恋の終わりと始まりのクリスマス
クリスマス時はオーケストラは立て込んで、キンボ氏のモーツァルト「魔笛」はそれでも本当に心から共感してやり、一日2回のチャイコフスキー「くるみ割り人形」も好きな曲で楽しんでます。


クリスマス前に、10年前に命懸けてたAさんと話す機会があり、なんと、彼は今から結婚するところ、で、少なからず動揺しました。。。だけど、やたらに孤独癖の強かった彼も、やっと本当に合う相手が出来たのだと、心から喜んであげる気持ちもあります。

ドイツに来てから一番大変だった時、何度も落ち込む私を、いつも前向きに
「君は出来るんだから!君は素晴らしい音楽家じゃないか!」と励まし続けてくれてた彼。

ああ、もう、夢の人になってしまうんだな。。と、M子ちゃんとH子ちゃんに、その夜は付き合っていただいて、おおいに騒ぎ明かしました。

と、言いながら、実はこのとこ「この人が私の、本当の相手ではないか。」と思う人に出会ってる私。
そのZ君は、この、私への訃報(?)を、「良いことだ!」と喜び、そのニュース以降優しくなって傍に寄ってくれてるようです。実際に一緒に住んでたクリストフより、私の心の奥深くに眠ってるAさんの事を
「もうAの話はするな!」と嫉妬?したZ君を、私は、(さすが精神的な芸術家)と思ってました。

あまりに年下なので、ためらってましたが、Aさんのお相手も、彼より年上の女性。その差はちょうど私とZ君と一緒。
しかもお互い同時期に「本当の相手」に出遭うなんて、偶然とは言い切れないかも。。。


10年間引きずって来た、Aさんの面影を吹っ切る時が来て、私も、勇気持って、Z君にちゃんと面と向かおう、と決意してるクリスマスです。

2010/12/22(水) ポジティフ・エネルギー補給
今朝はフルート四重奏の合わせ、睡眠不足のまま行きましたが、4人ともいい集中で、かなり仕上がりました。

睡眠不足だったのは、、、
昨日、M子ちゃんと女2人の『告白・暴露』大会でギョーザパーティやり、話が弾んで弾んで、朝の4時までしゃべり止められなかったからです。

でも、とてもいい話が出来て、ストレス解消にもなって、凄くいい時間すごせました!ギョーザは皮からつくり、ほんっとに美味しかったです!!下は、餃子の皮を伸ばしてるところ。

2010/12/20(月) 色々楽しい年末に
フルートソロ曲、棚田「F」も、ようやく暗譜が仕上がってきて、残るは最後の部分の仕上げのみ。モーツァルトのデュオ曲も、この前インゴとオリジナル調やったことでも深まり、少しずつ体に入ってきてる実感があります。

今年のクリスマスは、クリストフの家庭の会食に追われる事もないし、思う存分、1月頭の演奏会に時間かけようと思います。

だけど、明日は息抜きに、M子ちゃんと水泳に行って、その後一緒にギョーザを作る約束しています。それ聞いて、
ジョラは「僕は何時に来たらいい?」「いや、男性抜きで気楽にやりたいんだ。」「じゃ、女装して行く。」と。。。

オーケストラの方も、キンボ氏とのニューイヤーコンサート練習はひたすら楽しい!指揮棒に、彼の意図する流れとオーラが込められてて、それを注意深く見つめていなければならない、緊張感ある空間です。

写真はベルリンのクリスマス市より。

2010/12/19(日) 音楽家の若いころは。。。
昨日はミュージカルの本番前のお昼ご飯、家具をプレゼントしてくれて運んでくれたジョラ(チェリスト)と、引越し後何かとお世話になってるハーラルド夫妻(歌手とホルン)をギリシャレストランに招待しました。

ところが、ジョラが「場所がわからない。」となかなか来なく、電話しあって、「今車で送ってもらってるから住所を。。」とか3人で心配してて、多少遅れで、タクシーで駆けつけてきたのですが。。。

小声で、私に、「実は電話くれた時、意識がなかったんだ。」「え!病気なの!?」「いや、意識がないから、動けなかったんだ。。。眠ってたんだ。9時に目覚ましかけたのに、なぜなんだか。。。」なんて言う言い方なのか。。苦笑して叩いてました。。

ジョラが来るまでの間に、ハーラルド氏が、「彼はチェロは天才だが、実生活は駄目だ。先日も、彼の家具を運ぶ約束に、鍵を忘れてきて、せっかくすべて用意してるのに何も出来ないまま終わったんだ。」と。

その音楽性、深い精神性には私も惚れ込んでるので、この先コンサートもお願いしようかと思ってた矢先で、
(いや、この調子じゃ演奏までに苦労するかも。。)と、その後の仕事で、ジョラに直接、
「あなたってコンサートツアーなんかでもこういう調子なのか?」と尋ねたら、いや、気を悪くする事、すること。。。。。

つい一昨日は、「あなたが、オーケストラに遅れて来がちだって、うわさしてる人がいるから、せめて10分前には座っててくれ。」と電話したとこ、「わかった!すぐ気をつける!いい忠告ありがとう!」とすぐ直して、気持ちよくお礼言ってくれてたのに。

ところが、その、長々気を悪くしたのも、どうも芝居だったようで、
「なんでそう、ふてくされるの?だって、今日の印象じゃ、仕方ないでしょう。」などとなだめてる間に、嬉しそうな表情に気がつきました。(なんだよ、こいつ、こういう風にかまって欲しいだけじゃないか?)

まあ、私も20代中盤は、まだまだそそっかしくて、遅れたり、失敗の連続だったから、これから経験積んで直すでしょう。イータイなんかももともとはカオスだけど、ちゃんとやってるし。。。

今日はこれから「椿姫」の本番です。

2010/12/16(木) 素晴らしいキンボ氏
キンボ氏が来てから、オーケストラの時間が思いがけない、ひたすら楽しい音楽的時間に変わっています。

昨夜は「魔笛」の長い長い練習でしたが、まったく退屈する暇も、イライラする暇もなく、自然で軽快な流れに敏感についていくだけで心洗われるようでした。

また、歌手も実力者達に変えられ、聞惚れる歌声で楽しませてくれました。

また、5月の予定で、どうしても、ベルリンの大事な自分のコンサートと重なって困っていたところも、相談したら、「そんな君のコンサート、僕も聴きたい」と冗談を交えながら、好意的に理解示して助けていただけました。

経済難ですべてが複雑になっていく中、キンボ氏の就任は本当に大きな喜びです。

下は本文と関係なく、ヴィヴァルディの協奏曲させていただいた気オスターブルグにて。

2010/12/15(水) 慰問演奏
病院の慰問演奏で、ヴィオラのインゴとモーツァルトのト長調デュオと、フェルーのフルートソロ曲を吹いてきます。

その後は、モーツァルト「魔笛」を、キンボ氏指揮で合わせです。

1月の演奏会後、その後の録音に向けて、フルートをオーバーホールに出す事にし、今日、植澤氏に相談し、久しぶりに楽しくお話できました。楽器の調子は全然悪くないのですが、録音、となると、キーの雑音が出てきてるのと、左の一番キーの調子が気になってるのです。

このとこ、気が緩んで、寒くなったしで、またまた体重が危険路線。。。日本公演以来、せっかくやせ気味になってたのに。。。

下は、宇部での慰問演奏会より。

12月絵日記の続き


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