ドイツの空の音楽日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2010年11月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新の絵日記ダイジェスト
2016/10/24 パリでのリサイタルにて
2016/04/10 2016年は困難の年?
2015/09/28 ハルバーシュタットでのソロ演奏
2015/09/02 信じよう!!
2015/08/18 2015年日本公演を終えて

直接移動: 201610 4 月  20159 8 3 2 1 月  201412 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 月 

2010/11/30(火) 人生の変わり目?
今日は朝、これからサロン・オーケストラの合わせ、夕方フルート四重奏の合わせです。どっちかと言うと、合わせはとても順調で、自分のソロ曲、棚田文紀氏の「F]が一番間に合っていません。

この曲、パリ・コンセルヴァトワール時代にやったきり。でも、今練習しなおしてると、当時より全然良い曲だ!と思えます。日本人作曲家の曲をそう思えるのは幸せな事!


今「人生の変わり目」を感じてて、別に転職とかしてませんが、強い暗示でクリストフと別れたのを始め、やたらに新しい出遭いも多く、また毎日ツーカーだった身近な親友と遠くなる、など、同じマグデブルグにいてガラっと環境変わりました。

ブレーメンでも、年配のドイツ人ご夫婦との結構運命的な出遭いがありました。むこうも、「今回、親友をなくし、その代わりあなたに出会った。」と言ってくれて。

また、「私は魂の伴侶を手に入れた」と幸せそうな、チェロのユリアちゃん。もうすぐ結婚する、やはり幸せいっぱいのチェロのまいこちゃん。一緒に話してるとこっちも幸せオーラをもらえます。

不思議と、プライベートも少し前よりかえって充実してます。


下の写真は本文と関係ありませんが、光永氏に今年の公演の写真データCDを送っていただきました。四重奏の予定が急にデュオ演奏になった、その一つです。このハプニング公演が、私の精神鍛えてくれて、新境地ひらくきっかけになってる、とっても感謝しています!このハプニングきっかけで、チェロのイータイとも録音の話がでました。

2010/11/29(月) 逃げちゃいけない事
今日、明日はオーケストラではなくて、12月と1月頭のサロン・コンサートと四重奏コンサートの合わせです。

自分なりには、この年末年始はしばらく緊張続きだった分、リラックスと充電期間、と思ってます。オーケストラは忙しいですが。。。ただ、一月頭の一曲、フルートのソロ曲は思ったより大変です。

街中はクリスマス市も立ち、クリスマス前のワクワクした雰囲気が高まってきてるところです。


片付けなくちゃいけない雑用も溜まってて、これってコンサートより気が重い。。。あと、大事な友人との間に誤解が生まれてて、これも勇気を出して、本人とちゃんと話さなくちゃ。。。ああ〜こういうの苦手。。。

ほんっとに、演奏以外、不器用で自分が嫌になります〜。。。。。

2010/11/28(日) 風邪ぶとり?
喉風邪きつくて、昨日は一日ゆっくりし、今日は朝から練習に行ってましたが、夕方、一度帰ってきました。う〜ん、まだ体きつい。。。

夜は「椿姫」の本番です。

体調良くないのに、一連のコンサート終わってから、ホッとしたのか、デブリ気味!!!気をつけてるつもりなのに戻りません!!

このとこ緊張の連続でやせ気味だったのに悔しい!!
ダイエットしなくちゃです。

もう、毎日ほんのり雪が積もってて、すっかり冬です。それでも、溜まってた洗濯物片付け、ちょっとスッキリ!

2010/11/27(土) 朗らかな別離
丁度良いタイミングで風邪ひいて、昨日は夕方から寝込んでました。

クリストフとも、別れ方は急でしたが、その後の私の異常な音楽への打ち込みかた見て、彼も「とてもついていけない」と思ったでしょう。割りとすぐ、オーケストラの仲間として、親しい友人として、普通に接してくれるようになり、感謝しています。

それに、別れた後のほうが、彼もよりチェロに打ち込んでる様子です。お互いに良かったのだと思っています。一月頭にはクリストフとも一緒の四重奏の演奏会ですが、この合わせも、他の2人に嫌な思いさせないで朗らかに出来ていて、ホッとしています。

来年6月は、イータイとの正式CD録音で、それに向け、イータイが3月から5月にかけてすでにいくつか演奏会を企画してくれました。彼とは、仕事上での得意分野がちょうど良く分かれてて、今の調子だと、またとない仕事パートナーです。3月の演奏会は彼の奥さんのエスタさんが奔走してくれました。

今日は、本当は、家具をプレゼントしてくれた友人をお礼に食事に招待してたんですが、(風邪ちょっときついな)と思ってたら、これもタイミングよく、「来週にしてほしい」と向こうから言って来ました。

まずはしっかり休養して、来週の合わせにそなえなくちゃ、です。

2010/11/26(金) インターネット開通!!
ドイツはもう、雪です。

今日からインターネットと電話が開通!!引越しして以来、ネット慣れしてた私には不自由な生活でしたが、その代わり、ブレーメンのリサイタルには、その分、今までにないぐらいの時間とエネルギーで集中準備できたかもしれません。

数週間かけて調子を上げていき、これは自分としては前代未聞の好状態!!と喜んでたら、2日前になって、突然、エモーションゼロのミニスランプ状態に!
「どうして!?どうして!?」と焦っていたら、
友人が、
「昨年の同コンサートの2日前はどうだったの?やはり良くなかった?じゃあ、今回も成功するよ!」
と言ってくれて、気が楽に。

当日は、一曲目の頭から凄く良い状態で集中でき、温かい喜びに溢れた状態ですべて演奏し通せました。練習時間を大幅に増やしたので、音の質も変わりました。

これで到達ではないので、ここからまた伸びて行きたいです。

下は、ブレーメンのリサイタルについての新聞です。


一生寄り添って行くのかと思ってたクリストフとは突然の別れが来ました。しかし、思い切り音楽に集中する事を嫌がられていたのは、やはり自分で知らないうち、かなり苦しかったので、今、一人で思い切り練習でき、聴きたい曲を聴きまくれる状態を幸せに感じています。

なかなか、女性が自分の道をやりたいように突き進むのは、理解されませんね〜。気持ちがこんなに楽なら、ずっと一人でもいいかも、と思ってますが、そりゃ、お互い励まし合って向上しあえる人に出会えたら、何よりですけどね〜。

2010/11/25(木) ご心配おかけしています!!
急な引越しで、11月頭以降、日本語が使えるインターネットのチャンスがないまま、大変皆様にご心配おかけしてすみません!!

引越しと、オーケストラの仕事と、今年の締めくくりであったブレーメンでのリサイタルで、ブログにもメールにも全く何とかする暇がありませんでした。

ブレーメンでのリサイタルは、昨年が自分の力以上の物が出せて大成功し、すぐチケットが売り切れたゆえに、自分にとってとてもプレッシャーが強く、しばらくこれにかかりきりでした。

祈るような気持ちで最後の仕上げをし、今回は最初の音から見事に精神がその曲にはまり、「昨年より良かった」との評価をいただき、ホッとしている所です。

明日、あさってに自宅のインターネットがやっと繋がる予定ですので、ご心配おかけした皆様にすぐ連絡いたします!!!

本当にすみませんでした!


この数週間、色々とまた人生観を変えるような出来事がありましたので、また綴って行きたいと思います。

2010/11/06(土) 決意の日
昨日は、突然の決意が空からやってきた日でした。

「もう一度、一人にならなくてはいけない。」

今、音楽に対して強烈なエネルギーが沸いて出てて、どうしても今やっておきたい事がある。だけど、そのことで、クリストフとはどんどんすれ違っていく。。。

朝、クリストフと、大喧嘩。しかし、それはどうでも良い内容ではなく、どうしても、私の一番大切にしてるものが、彼に強く否定されてしまう感があり、どうかすると、その影響力で、「私の人生なんてくだらない。」「失敗だった。」と思わせられてしまい、また気持ちをポジティフにするのが大変な、大事な部分です。

クリストフには、私が、たいした出世もしてないくせに音楽に命をかけてるのが、気に食わない。

私と結婚する気もない。家庭を作る気もない。日本に一緒にきてくれるのも嫌。

昨日はそのすべてが爆発し、一度家を飛び出しました。
その直後に、クリストフも一緒の四重奏のあわせ。
そこで実感したのが、

「私はもう、彼を愛してない。」という事実です。

しかし、友人としては、本当に大切に思えるのです。

離婚で傷ついた私を支えてくれた感謝。今まで誠実に思い続けてくれた感謝。


今一度、一人になって、じっくり考え直したいと思っています。

2010/11/05(金) 「バラの向こうで」
夜、「バラの向こうで」の公演で、その前、8時間ぶっ通して練習してました。

今ならきっと向上できる!ブレーメンまでに、一回り成長しておく事が今年の目的でしたが、できるかも?

「バラの向こうで」は、オーボエとクラリネットと、今までになかった微妙な音色溶け合え、今日が今までで一番良かったと思います。

2010/11/04(木) レベルアップのチャンス!
おとといのヴィヴァルディは、自分でも、今までより一段高い精神レベルの演奏できたと思ってて、「凄い賞賛が来てるよ。」と、今日も、思いがけない処からも励ましの言葉いただけました。

理由が恋だったにしろ、「その時調子が良かっただけ」にしたくないので、このレベルをしっかり自分のものにしたいので、今日は死ぬ気で練習しまくってました。

年下男の尻を追いかけてる自分は、なんとも情けなく、追いかけるのもやめて、ひたすら、今は、このレベルアップした音と精神を、恋が冷めても保てる、本当の自分のものにするつもりです。

下は、オスターヴィエクでの演奏会の様子です。

2010/11/02(火) ティト・ゴッビ
ジョラに、「僕の事理解したかったら、帰ったら、ティト・ゴッビのリゴレットを聴いてくれ。僕の音楽の真髄だ。」と言われ、(いえ、私、あなたを理解したいなんて言ってないんですけど。。。思ってはいても。)聴いてみたら、凄い衝撃でした!

魂の底から、ダイレクトに伝わってくる凄い存在感!!マリア・カラスどころではないではないですか!!これは良いものを教えてもらいました。

11月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.