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2009/07/11(土)
仕事のモラル
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明日はヘンデルのフルート協奏曲、2回目の本番で、今朝はその合わせでした。今、夜が遅いので今朝なるべくちゃんと睡眠とってまともな合わせが出来るよう、歌劇場の近くに泊まってました。 今回はコンサートマスターがマルコ・ライス氏。指揮者がいないので、はっきりしたアインザッツ(合図)を心がけなくてはいけません。前回よりはましですが、なんかこの曲ってソロとオーケストラがちぐはぐしてて怖い。 皆、「これ、本当にヘンデルなのかな」と言ってますが。。。 J.S.バッハの管組2番は全然問題がありません。バッハは曲がしっかりしてるから。
昨夜のオープンエアーは最悪でした。ひどい雨風で、楽器にもしょっちゅうシブキが来ます。人によってはヴァイオリンがびしょびしょになってて、これって修理しても元には戻らないのでは? 歌劇場側は、「いい楽器を使わない事。修理費はだしません。」と言ってます。何それ?!数年前だったら、雨のシブキがかかる状態だったら中止か、室内のコンサートに切り替えるか、だったのに。おもちゃで本番やれって事ですか〜?
うちの歌劇場だけじゃないんですよね。今ドイツ中が仕事のモラルがなくなり、雇い主は労働者を奴隷とみなし、好き勝手をし、雇われる側はやる気がないままお金の為だけに働く、と言う悪循環になっています。
それとは別に、個人的に、年末にヴィヴァルディのフルート協奏曲の依頼が2つ来ました!きゃ〜嬉しい!!
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