ドイツの空の音楽日記
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2009/05/07(木) 遅れてる合わせ
昨日はやっと室内楽コンサートの全曲の合わせができ、チェロがまだ抜けてるとは言え、かなり有効な打ち合わせでした。

ウェーバーのトリオではピアノのグリンベルグ氏にフレージングやブレスで良いアイディアもいくつかいただけて、より大きなフレーズを考えました。実際ピアノとあわせてみると歌いまわしも内向的なものから、もっと外に響かせる方向が良いな、と気付いたりして、いい刺激になりました。

三善晃のトリオソナタは、日本では良く演奏されてるのかもですが、ドイツの此処ではCDも何もなく、しかし、合わせに入ってみるといい曲です!色んな場面があって、効果的に書かれてて。
フルート、チェロ、ピアノの組み合わせは理想的組み合わせなのに曲が少ないので、これから大切なレパートリーになるでしょう。来週チェロと合わせられるのが楽しみ!。。。。遅れてる合わせだから楽しみとは言ってられないか。。。来週効果的に時間使って仕上げなくてはです。

ドゥ・グイズ氏の新曲、これが問題!歌手のウンディーネが主役だけれど、まだ音が頭に入ってない様子です。簡単そうだと思っていたら合わせに入るとやたら難しかった、、と誤算が。。
何とか残りの時間で集中してくださいね〜!

2009/05/06(水) 短い毎日
オーケストラでは「マノン・レスコー」の練習が始まり、その他の時間は来週の室内楽コンサートの練習に明け暮れてる毎日です。昨日は5時頃目が覚めたので、「よし、朝のオケ仕事前に練習しておこう!」と6時過ぎに歌劇場に行って朝練しました。
誰も居ない歌劇場は気持ちいい!(誰も居ないといっても24時間警備員もいるし誰かが何かしら働いてますが)
夜に疲れまくって帰って来たら、シャワーが気持ちいい。

室内楽コンサートの方は、私以外は皆歌劇場の仕事以外にも家族を抱えてるので、身軽に合わせや練習が出来ないのが少し難です。今朝はやっと合わせが出来るので、貴重な時間、有効につかわなくちゃ。

2009/05/02(土) 五月晴れ
こちらはまだ1日です。今日はドイツは祝日で、5月1日というのは自転車の日なのか、サイクリングしてる人でいっぱいです。
今日はクリストフも私もオケは降り番で、朝練習してから午後から隣村まで散歩に行ってきました。まさに雲ひとつない五月晴れで気持ちよかった!

昨日はファゴットの入団試験があり、私も審査員をやってました。どうも、オーケストラの好みは音楽的にあまり歌わない、クールで音の大きい事、のようで、私の好みはあまり選ばれないんですよね〜。オーケストラ奏者に個性は必要なし、と見られてるんでしょう。私としては、一緒に室内楽やる時など、音楽的に言いたい事がしっかりある人が欲しい、と思ってしまうんですが。。


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