ドイツの空の音楽日記
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2009/05/31(日) 歌劇場の難しさ
昨日は「オペレッタ・ガラ・コンサート」と「マノン・レスコー」が続けてありました。コンサートは屋外。外でのコンサート時に限って悪天候になるのはいつものことで、皆雨風で壊れてもいい楽器を使うので演奏は悲惨です。。。雨や強風の場合の第2の手段って考えないものなのかしら。。。だから、「マノン」で室内に戻ってまともな楽器になったときにはホッとしました。

来週ベルリンでリサイタルなのに、歌劇場はどうも予定がまたその辺りに新しく入るらしく、落ち着きません。いよいよの時はコーティ氏に直接掛け合って特別許可をとらなくてはです。
歌劇場と言うのは予定がころころ変わるので、私のように自分のコンサートかけもちでやってる団員たちは、その都度何かと上手く切り抜けています。だんだん慣れては来ましたが、やはり突然の予定変更はリサイタル前にはストレスです〜。

2009/05/30(土) 強風でも強行
このとこ風が凄くて、今日は特に台風並みと思われる強風なのに、野外コンサートのゲネプロでした。

もう、楽譜がふっとぶどころじゃない!重い譜面台までビュー!!と飛ばされて、下手すると楽器まで飛ばされそうで、皆楽器を守るのに必死でリハーサルどころじゃありません。
何度も「こんな状況じゃリハーサルにならない。歌劇場に移動できないのか?」とか、「明日の本番前にゲネプロ変更したら」とか団員から提案がでても、指揮者は無視してゲネプロ続行しました。「楽器が壊れる!」と悲鳴あがっても知らん顔です。
明日は本番ですが、どうも今日以上に悪天候の様子です。どうなることやら。。。楽器が壊れる可能性が高いので、いつも使ってる楽器でない、安目の楽器を用意しています。

今日も朝のゲネプロ前に、歌劇場で早朝練習してから野外劇場に行きました。一番乗りではありましたが、早朝練習してる人は結構いて、そのうちの一人が車で同行してくれて助かりました!

2009/05/28(木) かかれよエンジン
今日は朝晩オペレッタ・ガラ・コンサートの合わせ。朝フレッシュなうちに自分の練習しときたくて5時起きで6時過ぎから歌劇場で朝練しました。が、午後にはくたばって、ちょっとお昼寝しました。6月5日のリサイタルで、一番練習してて身になってるのかどうかわからないのがヴィラ・ロボスです。
やたらテクニックが難しい。。。バッハのソナタ2曲ももっと深めたいところです。今回自分で、良く準備出来てるのかどうか、実感があまり湧かないんです。今一体力と気力がパッとしないせいかな。。そろそろエンジンかけなくちゃ、なんですが。。。

2009/05/25(月) 毎日運動不足
このところ真っ青な空のいいお天気です。昨日はマチネー本番の後、ずっと部屋に閉じこもって練習する気がしなくて、久々に数時間自然の中を歩き回りました。道に迷って余計に歩く事になりましたが、運動不足には丁度良かったです。でも、まだこれで運動不足解消になった気もしません。もうすぐベルリンでリサイタルなのに、何となく本調子の集中力が戻ってこないんですよね〜。。もう少し普段から体力作りも心がけなくちゃ、です。

2009/05/23(土) 天罰の雨?
昨日は夜、永遠に終わらないかと思われる、「マノン・レスコー」のなが〜い練習があり、やっと終わったのは夜中の11時。「さ、自転車飛ばして帰ろう!」と外に出たとたん、ザバーっとプール場でもひっくり返したみたいな大雨が!!「え〜!!なんてタイミング!!日頃の行いが悪いのかな。」と泣きたい気分でした。

止むのを待っていたらとても自転車で帰れる時間ではなくなり、残ってぐてんぐてんに酔っ払うまで飲んでたある団員が困ってた数人を快く家まで車で送ってくれました。

家に着いたらもうクリストフは半分寝ていて、全然心配してくれてる様子がないのに何となく不機嫌になった私でした。。。

2009/05/18(月) 室内楽演奏会
昨日は室内楽演奏会、朝起きた時に何となく上手く行かないような嫌な予感がしたのですが、それは一曲目のカルメン幻想曲にだけ響いて、メインのトリオとトリオ+歌の3曲はいい感じにいけました。お客さんは今回は少な目。ちょっと寂しい感じもしましたが、聴いていただいた方にはとても喜んでいただけた様子でホッとしました。

それにしても、カルメン幻想曲はよく演奏してるのに、傷無しで行かない!う〜ん、やはり技巧曲が向いてないのか。。また11月に演奏する事になってますが、それまで少し寝かせておいて、「この曲はどこかで事故る」というジンクスを忘れようと思います。

次はすぐに6月頭にベルリン・リサイタルです。すぐ集中しなくちゃ。右は昨日のマチネー・コンサートの写真です。

2009/05/16(土) 呪われたトリオ?!
昨日はシンフォニーコンサートの前にトリオのあわせしていたら、ピアニストが小指の爪を折ってしまって、早めに切り上げました。手当てして処置すれば弾ける、と言ってくれてホッ。最初に予定してたメンバー、私以外みな病気だの事故だの、何なんでしょうね一体。昨日は主催のシュルーダー氏に「あなたも気をつけてくださいよ〜。(卵食べようとしてたので)サルモネラにあたりますよ〜。」と言われました。

2009/05/14(木) ウンディーネさん病欠
トリオのあわせ、何とかテンポ感も歩み寄って来ました。
三善晃の3楽章はまだ危ないけれど、1,2、楽章は仕上がってきて、やはりなかなかいい曲です!ウェーバーは昨日、かなり煮詰めて、聴けるものになってきました。
ただ、新曲の、歌と一緒のもの、歌手のウンディーネさんが突然病欠。前日まで合わせが出来ません。
今回よく色々事故が起こります。。。
しかし、3人の意思は一致してきてるから、なんとかなるでしょう!!

オーケストラは明日とあさってシンフォニーコンサートです。私の頭はすっかり室内楽で一杯ですが、なんとかこなせてます。

2009/05/12(火) トリオのあわせ
今日からやっと、チェロのイータイも加わって、三重奏の合わせが始まりました。朝晩シンフォニーコンサートの練習ですが、情熱を傾けてるのはもちろんその合間にやってるトリオの合わせの方。イータイはさすが、すぐにすべてを把握して深い良い音を聴かせてくれます。

今一番ひっかかってるのは、ピアニストと私のテンポ感が合わない事。彼女は年代もずっと上で、ロシアの重いテンポ感、どうしてもフルートだと余りに重くなると音質とテンポが合わなくなって来て、ちょっとつらいです。

では私のテンポ感が速いのかと言うと、パリで共演してた友人と共演して見ると、ドイツの影響で私のテンポ感は彼女のよりずっと遅くなってたんですよね〜。テンポ感は人によって全然違って当たり前なんでしょう。

明日はもう少しお互いの妥協点が見出せないかな。。。

2009/05/10(日) 健康だったら何でもOK!
昨日は一日中吹きっぱなしで、夜の「魔笛」の本番の後はもう夜中、つかれきってました。小雨だったけれどもう電車はなくなってて、自転車で帰ってたら途中からドシャぶりに!目に雨が突き刺さるようでよく前が見えないし、寒いからあまりゆっくりも走れないし、半泣き状態です。びしょ濡れで帰り着いたときは温かいシャワーが救いの神でした!

もう室内楽コンサートまで一週間切ったので、今は毎日のように合わせしてますが、ピアニストはまだ仕上がってなく、テンポでも弾けない。。。それを何とかしようとしてる私はまるで彼女をいじめてるようで、う〜ん、やりにくいなあ。。急に、子供の頃、「敦子ちゃん、5分でもいいから練習してね」と嘆いてたピアノの先生を思い出しました。

一曲ある、歌との新曲は、昨日の状態で、メゾソプラノのウンディーネさんは何とか仕上がってました。数日で集中練習したのでしょう。明日はやっとチェロのイータイが加わってくれます。
シンフォニーコンサートの練習も合間って大変な週になりますが、こういうストレスは好きなので「ドンと来い!」と思ってます。

5月絵日記の続き


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