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2009/11/22(日)
複雑な恋愛感情も芸術に
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今日はベルリンでコンサートのはずだったけれど、スザンネの急病で急遽取りやめ。急に1日空いたので、ちょっとポカーンとしてしまってます。今日はゆっくり休もうかな。しばらく全然休日なかったし。。。
先週のシンフォニーコンサートは幻想交響曲がメインでしたが、この曲の素晴らしさを、実際に演奏する事で再確認してました。ベルリオーズ自身はこの曲を、複雑な恋愛感情と妄想に突き動かされて書いたらしいですが、曲はその妄想をはるかに上回っています。まるでドキドキワクワクするお話を読み進んでるかのような展開をする交響曲。オーケストレーションも、実際演奏してると意外であって自然で、今回とても楽しかったです。我々の演奏はそんなに良くもなかったんですが。。。
4,5楽章においては、昔のディズニーだったら魔王の世界の素晴らしいアニメーションをつけそう。誰が聴いても色んな想像を掻き立てにはいられない展開ですが、実際オーケストラ見ててもチェロ、コントラバスが低音に下がると同時にドラムが断末魔を叩くとか、シンボルの鐘が鳴り響くと弦が答える、とか、充分目でも楽しめる、本当に色んな視点から良く出来てる交響曲ですね〜。
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