ドイツの空の音楽日記
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2009/11/10(火) 刺激を求めて
先日は「ワーグナー・コンサート」久しぶりに凄い歌手達が集まり、その豊かな声に刺激されました。
演奏家も常に芸術的刺激がないと、大事なインスピレーション受けるアンテナがさびる気がしています。ところが、毎日同じような仕事で音楽でなかなか心からの刺激って受けにくいものです。

先日、イギリス皇室の歴史話、「チューダース」のラストシーンをテレビで観て、その俳優達の演技にもけっこう刺激受けられました。良い監督でお金もかけたのでしょう。それぞれの俳優が、まるでその時代のその人物にしか見えない演技をし、アン・ブーリン役の子憎たらしい性格の演技、そして処刑される直前の演技、まるでその場に居合わせたような臨場感で、息を呑んで見てしまいました。

いわゆるハリウッドスターだと、どうしても大抵「あ、トム・クルーズ。あ、ジュリア・ロバーツ。」と言う風に見えてしまって、その映画になかなか自然に同調できないんですが、名前をあまり聞かない俳優の中に凄い人がいるものですね。
演奏も、自分の個性やテクニックを前面に出すのではなく、その曲の真実が、演奏家というアンテナを通して伝わるものが好きです。


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