ドイツの空の音楽日記
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2009/10/14(水) 復活!
今日から仕事復帰!朝晩とシューベルトの小曲集の合わせがあり、合間は1ヶ月間に8つも続く、11月からの自分のコンサートの練習の予定です。まだ2008年の税金申告もやってない。。。もうやらなくちゃ、だけどなかなか体が動かない雑用です。。。

昨日は嵐のような天気だったけれど、今朝は落ち着いた天気。
8日間ゆっくり休めたのだから、また集中力取り戻さなくちゃ!

2009/10/13(火) 病欠最後の日
しつこい咳には悩まされますが、もうすっかり元気!ただ、火曜までは病欠届けになってるので歌劇場での練習ができません。ドイツって、お昼ま13時から15時までは音出しちゃいけないとか、20時以降はいけないとか、フランスよりも練習にはうるさいのです。それで歌劇場で思い切り練習できないのはちょっと不便。

外は雨ばっかりで寒々してますが、病欠のお陰で一休みできて、気力回復になったみたいです。

2009/10/10(土) 雨あめ降れふれ
病欠して4日ぶりに、今日はクリストフが仕事に出かけたのを見計らってフルート練習してみました。(居ると練習させてもらえないんです。)熱いお茶で喉潤しながら。3時間弱で咳が止まらなくなって中止。う〜ん、情けない。。。
やっと喉は腫れがひいた感じです。でも、時々咳が止まらなくなるのはまだ演奏には困りものです。

ミュンヘンではまだオクトーバーフェストもやってるんでしょうが、マグデブルグの辺りはもう、外でビールなんてとんでもない、冬の入り口、と言った気候です。そろそろ暖房が欲しい日もあるぐらい。今日はしとしと雨模様で、こういう日は病欠してて外に出なくていいのが快感だったりして。。。

2009/10/09(金) のどいた日記
しばらくは風邪日記になります〜。

体力も大分戻り、熱も下がってきてるのに肝心の喉の炎症が治りません。一環してるのは、食欲が落ちない事!下手に風邪ひくと、動かないのに食べるから体重は要注意です。。。熱が高い時はそれでもやせる事もあるんですけどね〜。

火曜に農家から野菜が届いたので、買い物に行かなくても新鮮野菜があるのはラッキーです。

今日は数人のオケ団員からお見舞い電話が来ましたが、幸い今週はフルートは4人ともが全乗りなので、誰も私の代わりに休日撤回にならなかったのは救いです。

2009/10/06(火) いやいやの医者通い
しつこい風邪は無理してたら良くならなくて、日曜はついに何回も吐くわ、ドン・ジョバンニの公演最中に咳こみまくるわとなり、これはシンフォニーコンサートは無理、と判断。フルーティストが音出せないで咳してたんじゃ話になりませんよね。
今朝、意を決して医者に行きました。オーケストラを休むには医者の診断書が必要だからです。

意を決して、と言うのは、私はすごーい病院嫌いだからです。たまに歌劇場からの健康診断だので行かなくちゃいけない事もありますが、いっつも何かいや〜な事が起こる。。。

今日も、まずは手続きしてから4時間半待たされました。数年行かなかったバツなのか。。弱った体で4,5時間も病人に囲まれてたら、かえって病気になるんじゃないかしら。
「あなたったら随分来ませんでしたね〜。」医者からしたらあんまり来ない患者は困ったちゃんですからね。「だからずっと健康だったんですよ。」「おやおや。ま、25過ぎてるんなら、精密検査もしなくちゃね。11月に2回精密検査です。」(え〜ん、その辺いそがしいのに〜)(今25過ぎたわけでもないんですけどね。。。)

医者の判断で病欠8日になりました。風邪ぐらいで8日も休みたくなくても、診断証明書が出てしまったら従うしかありません。

ま、今ゆっくり休んでおけという天の声と思っておきます。

2009/10/04(日) 熱付きオスターブルグ公演
風邪で熱が下がらないまま、昨日は寒〜い大きな石造りの教会での本番でした。前日はオケの仕事のあと、苦しいながらも何とか練習し、家に帰ってベットに直行で、そのまま次の日のコンサート前まで寝てました。

まあ、気力でなんとかなるものですね〜。出かけなくちゃいけない時間には、それまでフラフラしてたのがしゃきっとなって、長い車での移動も苦痛もありませんでした。協奏曲の本番も、少し現実味がないまま吹いてましたが、なんとかこなせました。本番中は咳も出ず助かりました。

オスターブルグは夜だったのでよくは見えませんが、昼間だったら綺麗な古い街並みが見えたでしょう。感じの良い街です。
ただ、本番の大教会に入った時はまるで冷蔵庫!冷え冷え〜として、ゲネプロは皆コートを着たままやったぐらいです。本番中、お客さんもしっかりコート着込んでました。

ドレスに着替える時、余りに寒いので仲間に「ドレスの下にズボン穿いたままでもわからないよね?」と訊くと、皆「いいよ、いいよ。温かくしときな。」と言ってくれてるのに、コントラバス氏は「君がスカートのしたにズボンはいてると思ったら、気になって僕演奏できない!」と主張。

演奏会終わっても拍手が止まらないから、マルコ氏が「アンコールにバッハのバディネリだ!」と合図してきた時も、さっと寄ってきて、「ズボンがね〜。。。」と一言。
アンコール終わった後も、「君のズボン、良い音したよ!」
よっぽど気になったんですね。。。

写真はオスターブルグの街並みです。

2009/10/02(金) 明日まで元気でいたい〜!
昨日は朝シンフォニーコンサート合わせ、夜ドンジョバンニ本番で、合間に練習してるうちになんだかきつ〜くなってきて、本番終わった11時には「風邪ひいたな」とわかりました。夜中にノドの痛みで何度か起きてしまい、久々の本格的風邪みたいです。

何でもない時だったらいいけれど、明日はまた遠出しての協奏曲の本番!明日までは何とか元気でいたいんだけどな〜!急に寒くなった為か周りもゲホゲホやってる団員が多いです。

今日仕事に行くのはきついけれど、救いは、シンフォニーコンサートのゲスト指揮者が思いがけない、良い練習をしてくれる事です。マーラーの一番、昨日の一回合わせで骨格がはっきりし、注意点、聴かせどころ、音色のイメージ、各フレーズ感をはっきり示してくれました。こんな効果的リハーサルできる指揮者はとても貴重です。キンボ・イシイ・エトー氏。日本出身かと思ったら日本語は話さないようですが、ドイツ語は凄く上手くて合間に短い冗談で皆を笑わせるぐらいです。
今まで見てきた主任候補の中でピカイチと思ってます。

2009/10/01(木) カールスルーへ
9月終わりの3日はブレーメン・リサイタルに向けてカールスルーへのピアニスト友人宅に泊まりこんで合わせをしてきました。

カールスルーへはドイツでも最も暖かい地域にあたり、着いたとたん、「敦子何そんなに着込んでるの?」とザーネに笑われました。北ドイツとは気温は5度は違うかも。

時がたつのは早くて、数年前は私達どちらも身軽で、コンサートがあればそれ中心に動くのが当たり前だったんです。が、私の周り、最近は子持ちでない人を探す方が大変になって来ました。ピアノのザーネも彼女も小さい子を2人抱え、音楽にばかり集中もしていられない状態です。才能に恵まれてて器用なのでこなせてしまえてますが、「自分の練習時間がない!」と言っていました。

いつまでたっても学生時代の延長のような生活してる私はもはや普通じゃないんですよね〜。ザーネは「自分の時間がしっかりあるって、恵まれてるのよ。しっかりその幸せを味わったらいい。」と言ってくれましたけどね。


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