ドイツの空の音楽日記
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2009/01/10(土) ベルリンのリサイタル
とんぼ返りのベルリン行きになってしまいましたが、昨夜がベルリンのリサイタルで、毎回、ソロや室内楽の本番では大きく勉強させてもらってます。

昨夜はコンサート始まってみたらお客さん、大雪にも関わらずほぼ満席!嬉しい驚きでした。今回初めてアレンジして挑戦したモーツァルトのソナタは、アレンジした時に5度上げて高音が多く、お客さんにどうかな、、と思ってましたがブラボーの大拍手で喜ばれた様子でほっとしました。もっと軽やかな高音も作っていかなきゃ、と反省の面もありました。

やはりアレンジしてるプロコフィエフのソiタは本番重ねるごとに「いい曲だな」と実感出来てきて、昨夜はかなりインスピレーションもうまれました。数日前にオイストラフのレコードが聴けた為でもあります。やはりオイストラフって精神も音質も凄い。。こんなレベルに行けたら、音楽家としてどんなに幸せでしょうね〜。

ソロ曲のフェルーは大好きで、機会あればしばしばやってるのですが、なかなか「これ!」と言う出来にならなくて、何回でも挑戦したい曲です。しかし、大抵、凄くこの曲は喜ばれます。フランスの曲で、でも中国音楽が取り入れられており、フランスで勉強したアジア人の私にはぴったりの曲だ、と自分で思ってます。昨日はこの曲で低音の支えに反省が生まれ、今後の課題もはっきり見えました。支えの課題は忘れちゃ駄目!常に練習の時に頭に置かなくてはです。昨夜「この曲好きだった!」とわざわざ楽屋まで言いに来てくださったお客さんに感謝です!

小さなホールで、ドイツでは珍しくあまり響きもなく、生の音がそのまま伝わるホールでした。フルートにとってはちょっときついのですが、でも、昨日はお客さんの熱意と温かい拍手に支えられて、反省はあっても心から幸せに演奏できました。
演奏会は録音されてて、そのCDが売られるそうで、「あのミスがな〜」とか気になりますが、これも演奏家の宿命です。
雰囲気としては結構いい感じの今年の演奏会初めでした!


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