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2008/07/21(月)
夏休みと同時のお別れ
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昨夜の最終野外公演はさすがに皆”最終”ということで盛り上がってました。唯一楽しく一緒に仕事が出来たフルートの仲間、Oさんとは昨日が最後の仕事でした。彼女はいいフルーティストですが、オーケストラからは”ふさわしくない”と意見が出て、辞めさせられてしまうのです。 ”今までいい仕事してくれてありがとう!それに、難しい立場になった後もよりいい演奏を続けてくれて、尊敬してます。”と言うと目を潤ませていました。。。私も他のオーケストラで似た出来事経験してますから、彼女が最後まで笑顔絶やさず仕事通した事、どんなにか大変だったろうと思います。 公演前に一緒に小さいジョークウォッカで乾杯して始めました。他には誰もお別れの言葉も言わなかったようで、オーケストラというのも弱肉強食の冷たい世界です。この弱肉強食、というのも、必ずしも実力が強い弱いではなくて”いかに図太く生きていけるか”です。
うちに帰って、クリストフと、夏休み開始の”乾杯”をしました。職場が一緒というのはこういうとき喜びあえて便利です。 夏休みと言っても、今のドイツは雨ばかりで震えるほど肌寒いです。。
毎日の夜中の野外公演で疲れ気味ながら個人練習してましたが、それでも日本のコンサートのプログラムもなんとか仕上がってきました。オーケストラがなくなったので後は細かい仕上げ、ゆっくり出来る、と喜んでいます。
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