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2008/06/01(日)
同じオケからの励ましの言葉
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急に夏のような猛暑で皆くたばり気味です。でも、これに湿気が加わった日本の夏を知ってる私には平気です。ヨーロッパは乾燥してるので日陰は涼しいんです。
来週、土、日と違うプログラムのコンサートが2日続くので今はその総仕上げです。いよいよテレマンのフルート協奏曲本番!暗譜も仕上がりましたが、どうもそれまでにもう、合わせはないようです。
昨日、歌劇場に本番前に練習に行ったら部屋にハープのシルヴィアさんが居て、ちょっと愚痴聞いてもらいました。 彼女は私よりずっと歌劇場に長いし、彼女自身が人間関係に苦労しているのでフルートのグループで何が起こってるかも見抜いてくれてました。
”あなたが入ってきた時から、フルートの他の人はあなたを敵視してるし、偶然みな病的な人間だから、あなたがどんなに大変かはよくわかる。それに、あなたの活躍に異常な嫉妬もしてる。 そういう嫉妬は自分も経験がある。自分は常に無視してた。あなたもひたすら無視してなさい。”
”彼女らの嫌がらせに負けてあなたがこのオーケストラ辞めたら、それこそ彼女らの思う壺よ。オーケストラのお陰であなたは生活保障されてるんだから、彼女らにその生活保障を渡す事ないわ。”
と強く励ましてくれました。 自分でどうすべきかわかっていても、オケの誰かが気付いてくれていてこうやって言葉にして言ってもらえると、わだかまっていた気持ちがすーっと楽になります。シルヴィアさんありがとう! 私も何とか乗り越えて、いつか同じ苦労してる人を励ませられる存在にならなくちゃ、、。
下はコンサート後の記念撮影ですが、私がよそ見して失敗した分です。
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