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2008/05/14(水)
色んな集中度
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月曜のコンサートは、突然で充分練習できてなかったのに、凄く良い感じに集中できて、その場でインスピレーションが湧いた演奏会になりました。そういうのはお客さんにも伝わるので、とても喜んでいただけました。
演奏の場でどういう心境になり、どんな集中ができるかというのは毎回違って、もちろん毎回最善はつくすのですが、充分に準備出来てるからインスピレーションが湧くとも限りません。 月曜の場合は演奏会前にも5,6時間違うプログラムの練習もしていて、”こんなんじゃ本番疲れてしまうかな、、、”とも思ったのですが、かえってその疲れが意識しすぎない演奏に導いてくれたようで、音楽がひとり立ちして流れてくれました。 ”自分が演奏してる感覚のない演奏・音が降って来てくれて、自分はアンテナになってるかのような演奏”と言うのが最高の状態ですが、なかなかねらって出来るものじゃありません。
しかし、テレマンとバッハのこの曲はもう少しじっくりさらいたいので、次の6月7日の大本番にむけてはもっとレベルアップで仕上げるつもりです。
オーケストラも今週は忙しくて、チャイコフスキーの交響曲5番にショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲2番(ソロは私もいつもお世話になってるグリンベルグ氏)にヤナーチェックのミサ曲に、、と合わせがいっぱいです。 私は17日の自分のリサイタルにちょっと緊張気味ですが、今日は良い感じで練習出来ました。
下はマルセル君とのコンサートの時の記念写真です。
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