ドイツの空の音楽日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2008年5月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2016/10/24 パリでのリサイタルにて
2016/04/10 2016年は困難の年?
2015/09/28 ハルバーシュタットでのソロ演奏
2015/09/02 信じよう!!
2015/08/18 2015年日本公演を終えて

直接移動: 201610 4 月  20159 8 3 2 1 月  201412 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 月 

2008/05/31(土) 久々の楽しいオケ
昨夜はヴェルディ”リゴレット”本番、久しぶりに音楽的で気持ちのいい団員と並び、楽しい仕事が出来ました。でも、彼女は試用期間に合格しなかったのでもうすぐ辞めさせられてしまうのです。オーケストラも弱肉強食の世界。音楽的でいい人ってなかなか生き残れないのか、、。

このとこ続いてたショスタコーヴィッチ”レディ・マクベス”では、ソプラノのアニータ・バーダが、一回は歌いましたがその次からまた病気で、毎回ゲストを呼んでいます。
明日予定されてたモーツァルト”イドメネオ”も彼女の病気で急遽チャイコフスキー”交響曲5番”ニショスタコーヴィッチ”ピアノ協奏曲2番”でバレエをやる事に変更。
これは今夜もやるのですが。。

ピアノ・ソロはアンナ・グリンベルグ氏で、実力あっても影の存在であった彼女がこれでやっとスポットライトを浴びれています。

今、いつのまにか溜まりまくってた洗濯物を片付けています。
洗濯機も炊飯器も便利だな〜と、ついでに干してくれてたたんでくれたらもっといいな〜、、、。

2008/05/28(水) 時間と余裕が欲しい!
最近はオーケストラが忙しすぎて心も体も疲れ気味!
6月に続くコンサート前にリフレッシュしなくちゃ、と思ってるところに、フルートの一人が病欠したので益々仕事が増えました、、、。

昨日はオーケストラの合間にフルート四重奏の合わせをしました。同じオーケストラ内にいてもなかなか4人の予定があわず、今回4人揃ったのはこれが初めてで、コンサートまでにもなかなかまた揃いそうにないのがちょっと不安、、、。
そかも急げ急げ合わせで、充分練る事もできなかったし、、、。
でも、まずは自分の体調と精神状態を取り戻すのが第一かな。
どうも最近オーケストラの仕事ではイライラしてしまう私です。。。

ストレス解消に久々に夏目漱石の”こころ”を読みました。なかなか心の慰しになりました。私って読書は早いんです。
かえって軽い読み物より内容あるものの方がストレス消してくれるみたいです。

2008/05/26(月) 嬉しいお手紙
先日フルートだけ、伴奏一切なし、というリサイタルを開催していただいた主催者の方から、その録音と凄く嬉しい励ましのお手紙をいただきました。気がめいってる時に勇気と元気をいただけました!
彼にとっても、フルートだけ、というコンサートは挑戦であったのだそうです。しかし、その教会の響きと、フルート独特の音の魅力が伝わるのではないか、と考えてのことだったそうで、演奏会の成功を心から喜んでいただいてました。

今オーケストラの方も私個人の方もハードプログラムが続いています。でも次にあるコンサートの一つはクリストフも共演するので、お互いオケの仕事後、疲れに負けないよう励ましあいながら練習出来るのは嬉しいことです。
2週に一度届く農家からの野菜は体に何よりの元気の素です!
この自然野菜は、普通は捨てるような葉っぱも茎もすべておいしくて、私は何とか料理するので、クリストフは笑ってます。

2008/05/25(日) いじめのはやるオーケストラ
いい天気が続いてますが、このとこ忙しくて太陽を浴びる暇がありません。どうしてもオーケストラは人間の集まりなので、仕事が込むと演奏より嫌がらせや思いやりのなさで疲れてしまいます。私にはあってないんだろうな、こういう毎日大勢と接する仕事。
特に私のような、ドイツ人に比べたら一見おとなしい小さい外国人は給料値下げなどで鬱憤のたまってる人達のはけ口になりやすいようです。今は最高にストレスがたまってしまって、団員の顔を見るのも嫌になってる状態です。

それにしても、自分の演奏をきちんとする前に人のプライベートのことばかり攻撃してくる人の多いこと!
それでも音楽家なのか!と言いたくなる人が多いです。
そして、やはり社会的に芸術の枠が軽視されていってる波が、こういうところに顕著に現れるんですね。
数年前はこれほど雰囲気の悪いオーケストラではなかった、と思います。

6月はまた自分の演奏会が続くので、なんとかストレス溜めすぎないで準備に集中したいものです。


下の写真は、その下の、エーバーバッハでのリサイタル後の打ち上げです。主催者、演奏会を助けていただいた方々との食事会です。室内が暗くて蝋燭をともすのが、ヨーロッパでは普通になってます。

2008/05/23(金) 迫力ありすぎ?
昨夜のシンフォニーコンサート、この街のお客さんには続けての近代ばかりのプログラムはちょっと厳しいようで、いつも満員のこのシリーズなのに空席も目立ちました。
それでもコーティ氏の人気は健全!拍手はとまりませんでした。

私はちょっと、最近うちのオーケストラ、やたら大きい音ばかり乱用する傾向があるなぁ、と思いましたが、、。
この前のゲストの指揮者には、
”なんでこのオーケストラはこんなどでかい音ばかり出すんだ!”と言われました。
響く音と押し付ける音は全く違うので、自分で自分の音が荒れないように注意しないといけません。

でもまあ、管楽器はオケでも自分の音が聴こえるので助かります。
ヴァイオリンのバーバラは
”オーケストラやってると弦楽器は自分の音が聴こえないから、音が荒れる。それを洗う作業やって、やっと自分の練習にたどり着くから余計時間がかかる。”と言ってます。

テレマンのフルート協奏曲はなんとか暗譜仕上がって来てます。
多分、もう本番までに合わせはほとんどないので、自分でオケパートもみて覚えておかなくちゃ、、。

写真はクロスター・エーバーバッハのリサイタルにて。映画”バラの名前”にここが使われたそうですが、映画みてもどこがどう使われたのかはよくわかりませんでした。

2008/05/21(水) 遅れてる暗譜
今週はシンフォニーコンサート、プロコフィエフ”交響曲5番”、ストラヴィンスキー”ヴァイオリン協奏曲”と”サーカスポルカ”です。最近近代物ばっかりですね〜。
さすがに今日は昨日の疲れが出て仕事中も自分の練習中も時々眠くて困りました。

自分の練習は、今日は必死にテレマン”フルート協奏曲”の暗譜をしていました。暗譜に取り掛かるのが遅くなって、あと3週間で本番だって言うのに、、、。
バッハの管組2番のほうはわざわざ暗譜しなくても、すでに覚えていました。やはり初めての曲はしっかりやっとかないと怖いです。

写真は昨日、マルクノイキルヒェンのカフェにて。

2008/05/20(火) ドイツ・チェコの国境
チェコとの国境にあたるマルクノイキルヒェン、その周囲、に行って来ました。
あいにくの雨で、その地方に広がる綺麗な黄色のラプス畑の写真は撮れなかったのですが、マルクノイキルヒェンの昔ながらのカフェで朝食を取ってる写真が下です。
このあたり、ちょっと時代が昔に戻ったかのような、落ち着いた雰囲気があります。
朝6時過ぎ出発だったので、思い切りねぼけ姿ですが、朝食はいろんな種類のパンに暖かいコーヒーとタマゴで、ボリュームたっぷり!家庭的なカフェで、雰囲気明るくて気に入りました。

さっき帰って来て、体はくたくた!でも、遠出が続くと精神的にはリフレッシュするのを感じています。土地が変わると景色も空気も変わり、その刺激がないと、芸術家って伸びないのではないかと思います。

明日からまたシンフォニー・コンサートの合間に練習する日々ですが、心は晴々迎えられそうに思ってます。

2008/05/18(日) デッサウのリサイタル
このとこで一番緊張してた、デッサウでのリサイタルに行ってきました。なにしろフルートの全くのソロで、何の伴奏もなく1時間持たせる、ということで、一つの挑戦でした。
8曲暗譜の挑戦で、しかも直前はオーケストラがめちゃめちゃに忙しくて、当日でさえ何時の電車に乗れるかわからない中、なんだか綱渡りしてるみたいでした。

ところが、デッサウの会場の教会は見たこともないぐらい明るい、温かい雰囲気でした。大抵石造りの教会は寒々した雰囲気で実際寒いのですが、この教会はほんわか天国的でした。
主催者のドゥグイゼ氏とも趣旨が通じ合い、これ以上ないくらい親しみあふれる雰囲気でコンサートは進みました。
お客さんの反応もとても温かく、8曲ともしっかり心で受け止めていただいたのが伝わってきました。それでこれまでになかったインスピレーション湧いた曲もありました。

天気も、数時間前には大雨の初雷でどうなるかと思ったらコンサートの直前にはまた良い天気に。一日雨の多い日でしたが移動が多かった中、一度も濡れずにすんだのも恵まれてました。

主催者の方とも気が合い、また一緒に仕事しましょう、という話です。いろいろ、やりたい室内楽の話など持ちかけて良い、とのことで、この先も良い雰囲気のコンサートが出来れば嬉しいです。

明日は6月8日のヴァイオリンとのドゥオとフルート四重奏の合わせです。しばらくなおざりにしてたので直前に練習しなくては、、、。夜はオーケストラでドーム・コンサートです。
このドームはさむ〜いんです!!しっかり暖かく着込まなくっちゃ。

下はデッサウのエルベ河のほとり。でも観光する時間はなかったです、、。

2008/05/14(水) 色んな集中度
月曜のコンサートは、突然で充分練習できてなかったのに、凄く良い感じに集中できて、その場でインスピレーションが湧いた演奏会になりました。そういうのはお客さんにも伝わるので、とても喜んでいただけました。

演奏の場でどういう心境になり、どんな集中ができるかというのは毎回違って、もちろん毎回最善はつくすのですが、充分に準備出来てるからインスピレーションが湧くとも限りません。
月曜の場合は演奏会前にも5,6時間違うプログラムの練習もしていて、”こんなんじゃ本番疲れてしまうかな、、、”とも思ったのですが、かえってその疲れが意識しすぎない演奏に導いてくれたようで、音楽がひとり立ちして流れてくれました。
”自分が演奏してる感覚のない演奏・音が降って来てくれて、自分はアンテナになってるかのような演奏”と言うのが最高の状態ですが、なかなかねらって出来るものじゃありません。

しかし、テレマンとバッハのこの曲はもう少しじっくりさらいたいので、次の6月7日の大本番にむけてはもっとレベルアップで仕上げるつもりです。

オーケストラも今週は忙しくて、チャイコフスキーの交響曲5番にショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲2番(ソロは私もいつもお世話になってるグリンベルグ氏)にヤナーチェックのミサ曲に、、と合わせがいっぱいです。
私は17日の自分のリサイタルにちょっと緊張気味ですが、今日は良い感じで練習出来ました。


下はマルセル君とのコンサートの時の記念写真です。

2008/05/12(月) 南フランスのような天気
このとこ真っ青な空が続いて、まるで南フランスかどこかにバカンスに来てるみたいです。ドイツでのいい天気って貴重です。

今夜は突然入った、テレマンの協奏曲とバッハの管組2番でのファミリーコンサートです。夏からの演奏旅行に備えての、ゲネプロ的演奏会だそうで、気楽に試すつもりで演奏してこようと思います。

私は演奏会が続いてますが、クリストフはコンピューターの不調が続いてるそうで、何日も徹夜でコンピューターに取り組んでいます。それでお互い、”よくそんなにやれるね〜。”とあきれあってるんですが、、、。

クリストフは数日前に最新式の携帯電話も買ったようで、いろんな機能を自慢してきます。彼はつい先日まで
”携帯なんて、電話が通じればいいんだ。最近のは行き過ぎだ。”と言ってたんですけどね〜。


右の写真はクリストフがその新しい携帯で撮ったもの。これでも随分小さくしてあります。私は食事の支度をしています。

5月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.