ドイツの空の音楽日記
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2008/04/08(火) チャールトン・へストン
俳優のチャールトン・へストンが亡くなったそうですね。
私は彼の映画3本しか見てませんが、”十戒”も”ベン・ハー”も最も好きな映画です。
もう一本は”猿の惑星”で、これは最後の最後に”あ、この人ベン・ハーの人だったのか”と気づきました。

”ベン・ハー”と”十戒”どちらもヘストンはユダヤ人としての大きな宿命を背負った役ですが、演技、と言うものを超えた、命がけの存在感です。
ベン・ハーは生身の人間ですが、十戒のモーゼ役はごく普通の若者から神的存在になっていくのですが、ちゃんとモーゼに見えるし、まだ若かったはずなのに、その神々しい存在感は普通じゃない、と思ってます。

現実を忘れさせてくれ、ぐいぐいと物語の世界に魂を引き込んでくれる、そしていつのまにか心洗われてる、そんな特別な俳優がヘストンでした。心から冥福を祈ります。


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