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2008/04/03(木)
室内楽が救い
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フルートの仲間の事でこのとこ精神的に参ってましたが、オーケストラ以外に今は毎日室内楽の合わせがあり、それに集中する事で随分救われてます。 今日はベッカー氏とヴィラ・ロボスの合わせ、始める前に、明るい雰囲気で今の問題も話してました。
彼は違うオーケストラでも起こってる似た嫌がらせの例も話してくれ、 ”嫉妬されてるわけだから、君自身がそれに動揺しない事がまず大事な事だ”と言ってくれました。 動揺しまくり、でしたからね、、、。ベッカー氏も、 ”彼女たちは難しい人達で、僕が注意したとこで無駄と思う。 それに正直言って彼女らに関わりたくない” ドイツ人って男性の方が弱気です、、、。
今日、またグループで私攻撃の話し合いもありましたが、今日は大分落ち着いて何とか正論を言い返す事が出来ました。
”あんたばっかりコンサートやってお金稼いで! 私達はコンサートなんてないのよ!”という言葉を何度も言うので、 ”嫉妬丸出しにするのが、ドイツ人らしいなあ”と思いました。 ”少しはコンサートやめてオーケストラの仕事しなさいよ!” と言うので、 ”オーケストラの仕事数としては他の人より働いてるでしょう?それなのに文句は言えないよ。”と返しますが、ドイツ人女性の強い事! 絶対に譲りません。何としても私がオーケストラ以外でも活動してるのを辞めさせようとする腹ですが、ベッカー氏によって”オーケストラは基本的にオーケストラ以外でも学んでくる音楽家を望んでる”という言葉が勇気を与えてくれます。
ドイツ人女性は基本的に強いですが、もちろん皆が彼女らのように嫉妬深くて人の邪魔しまくる性格ってわけではありません。 彼女らはオーケストラでも大変な人達として有名で、他に助けを求めても、クリストフでさえ、”彼女らと関わりたくない”と逃げるので、やはり自分で賢くやるしかないようです。
それにしてもベッカー氏のような、人間的にも出来ててアイディアたっぷりのハイクオリティの音楽家と共演できるのは、楽だし、何よりの心の救いでもあります。 フルートのグループと平和がないのは不運ですが、こういうベッカー氏のような人と分かり合えるチャンスがあることの喜びの方が大きいはず。 フルートとファゴットと言うのもなかなかいい組み合わせだし、 ”ボザのドゥオもあるみたい””ベートーベンのピアノとの三重奏の楽譜なら僕持ってる”と、他の曲の可能性も話しています。
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