ドイツの空の音楽日記
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2008年4月
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2008/04/14(月) コーティ氏の賞賛
待ちに待ってた(?)室内楽コンサートが昨日でした。
主任指揮のコーティ氏までが応援に来てくださってて、マチネ(朝のコンサート)であっても気力は充分でした。
おまけに、ずっと悪天候だったのが、この日だけ真っ青な空もプレゼントされました。

初めてだったヴィラ・ロボス”ブラジル風バッハ”、本番踏んでみると、もっとファゴットのパートも覚えきってればもっと自由に出来たな、と思いました。
それは主催のシュルーダー氏にも、
”いいコンサートだった! ボザのほうがヴィラ・ロボスより自分のものになりきって自由になりきってたね。”
と後で言われたし、自分でもそう思いました。
初演だった鈴木氏の”Kleine Opern Phantasie”も、大好評で、現代曲を意識せず、曲のユーモアとエモーションが充分お客さんに伝わった様子です。
演奏会としては大成功だったようでひとまず何かをやり遂げた喜びがありました。

本番を踏むと、自分のこれからの課題も更に見えるので、これもいいことです。まだまだ呼吸が自由でない部分も感じ、来ていらしたドラマチック・ソプラノのアニータ・バーダ氏にも、
”近いうち支えと呼吸法をちょっと見て欲しい”と再度お願いしました。

コーティ氏はいつものさわやかかな様子で、
”ブラボ!ブラヴィッシモ!君は本当に素晴らしい!君はもっと自分の素晴らしさを知らなくちゃ!”と言って下さり、頬にキスしていただきました。
私はちょっと冗談ぽく、
”その賞賛のお言葉、嬉しくて一生忘れません”
”僕もこのコンサート一生忘れないよ”
ここまではいい感じの会話でしたが、つい照れて、
”このキスも一生忘れません。今日顔洗いません。”
と言ってしまい、コーティ氏は
”あ〜あ〜あ〜〜顔は洗った方がいいよ”
と困ってられました。

昨日は自分のコンサートのあと、オーケストラはベルリン公演ですぐバス旅行になり、さすがに夜中に帰ってきて即ベットに倒れこみました。
今回はほっとしてる暇はありません。
明日テレマンの協奏曲の初合わせだし、2週間内にまた違うプログラムのコンサートです。
でも、こういう忙しさは喜んでこなせるストレスです。


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