ドイツの空の音楽日記
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2008/03/11(火) 朝型夜型
今朝は4月に初演する新曲を、やっとソプラノ歌手のウテ・バッハマイヤーさんと合わせることが出来ました。なかなか時間がなく、朝しか時間が取りにくい彼女に、私は大抵朝はオーケストラなので同じ歌劇場に居ながらすれ違ってました。
でも、ウテさん、普段はプリマドンナで憧れの存在でしたが、こうやって合わせて見ると本当に感じのいい、頭もいい、ユーモアたっぷりの方で、今回一緒に仕事できるのは幸せなことです。
この演奏会の為に新曲を捧げていただいた、パリで活躍中の作曲家・鈴木氏に感謝です!

どんなに忙しくても大抵お弁当持ち歩いて、食事は抜かさない私ですが、今日は夕方までお昼ご飯食べる時間がなくて、朝も早かったのでさすがにお腹がゴーゴー言い出しました。でも、かえって空腹で緊張感が続いたみたい。

音楽家はほとんど活躍の場が夜なので、夜型の人が多いと思ってたら、ウテさんは”私は典型的な朝型よ”と。
明日もまた早朝練習になりました。
本番は夜のほうがインスピレーション沸きやすいのですが、練習の集中力は午前中のほうが出るようです。

このとこ雨も少なく、朝気持ちよく自転車通勤出来るのが嬉しいです。そろそろドイツも春かな?

2008/03/10(月) リコーダーの魅力
テレマンの協奏曲をやる話、どうも正式に決まる方向のようです。5月から夏中、あちこちでやるプロジェクトで、5月の初回はM.シュナイダー氏がやり、私はその後という事ですが、まだ日にちが教えてもらえません。

シュナイダー氏のリコーダー演奏、ヴルトゥオーゾだっただけでなく、まるで音の粒がキラキラ光る真珠になって飛び散ってるような印象でした。一体、モダン・フルートであそこまでの魅力が出せるものなのか、、。

テレマン、練習してみるとどうしても耳にあのリコーダーの音が残っていて、そのイメージの方が強くて自分の音がどんななのかよくわかってません。ちょっと仕上がったら誰かに聞いてもらったほうがいいな、、。

話は変わって、今日は日曜の朝からウィーン風コンサートでしたが、このシリーズ、お客さんいつもまばらです。
誰も日曜の朝からこんな重いプログラム聴きたくないよね〜と、皆言っています。お昼とかにすればいいのに、、、。

下はシュナイダー氏とのコンサート練習風景

2008/03/08(土) 期待せずに期待してます、、。
オーケストラの合間に今色んな曲のさらい貯めをしてますが、どうも一つ一つの曲に対する集中力が散漫気味、、、。
もうちょっと計画的にやらないと、4月に入ってから大慌てする事になるな、と反省しています。
でも、今インスピレーションが沸かなくても、練習しておけば本番前に乗って来るかな、、。

ひょっとしたらこの夏、この前ミハイル・シュナイダー氏が演奏したテレマンの協奏曲を私もやらせてもらえるかも知れない、と言う話が来ました。協奏曲だと得に仕上げに時間かかるし、知らない曲だしで、一応楽譜は用意しました。
それが本当なら、先日見事な演奏をしたシュナイダー氏にも事前にアドバイスいただきたいですが、、、。
ぬか喜びするのも何なので正式に話が来るまでは期待しない事にします。

風で目が開けてられなかったオストゼーにて

2008/03/06(木) ウィーン風コンサート第二段
朝、雲ひとつない天気で、自転車通勤も爽快でした。
今朝からウィーン風コンサート、第二段の練習です。
と言ってもウィーン風なのはハイドンだけ。あとはストラヴィンスキーのコンチェルタンテとニノ・ロータのコントラバス協奏曲です。

ニノ・ロータは映画音楽で有名で、普段こういう曲あまりやらないのですが、
前にフィリップ・モル氏が
”ニノ・ロータのフルートとチェロとピアノのトリオを演奏したよ”
と言ってたので興味がありました。
この組み合わせのトリオ、曲が少ないので探しているんです。
う〜ん、でも、コントラバス協奏曲を聴いた感じではクラシックコンサートよりやはり映画に向いてる曲だなあ、、。

ところで、彼が音楽担当した”ゴットファーザー”も好きで何回も見てる映画です。監督コッポラの娘、ソフィア・コッポラの”ロスト・イン・トランスレーション”も好きでした。
センスの良い血筋なんでしょうね。

右はオストゼー海岸でウミネコとツーショット

2008/03/04(火) オストゼー記
ドイツには北側しか海がありません。ハンブルグには何回か行った事ありますが、大抵港を見る暇もなかったので、今回、初めてドイツの海を満喫できました!

下の写真はプレローという街での海岸にて。この辺の海をオストゼーと呼ぶのだそうです。
もともと風が強いのでしょうが、丁度私がオストゼーに居る間にドイツ中がオルカーン(台風)に見舞われ、その影響で凄い風でした!場所によっては吹き飛ばされるんじゃないかと思ったぐらい。でも、運良くいつも夜中に天気が崩れ、日中は太陽も拝めて、初日から20キロ以上の散歩も出来ました。

水温は3度前後で、海鳥以外誰も泳いではいませんが、それでもかなり観光客が来てました。砂がソフトクリームのように白くて、急にアイスが食べたくなって買いましたがちょっと寒かった、、、。
強風で波が立ってますが、それでもかなり沖のほうまで底の砂が見えるくらい、海水は澄んでます。
そして、新鮮な魚のおいしかった事!日本のものより少し脂っこい気がします。
魚は日本に帰った時、と思ってましたが今回ドイツの魚料理も満喫でき、すっかり気分転換になりました。


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