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2008/10/26(日)
ベルリン・コンサート
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スザンネと、昨夜はベルリンでDUOコンサートでした。会場は、普段はジャズやタンゴなどやってて、クラシックは初めての試み、とのことでした。確かに、お客さんから、ヨーロッパなのに珍しく曲の楽章ごとに、変奏曲では一つ一つの短い変奏ごとに拍手が来て、お客さんも普段はクラシック聴いてない人達だな、、とわかりました。が、それでも楽しんで聴いていただけ、最後には喜びの声もいただけ、やはりクラシック音楽の源の地だ、と思わされました。
さすがに変奏ごとに拍手が来ると間合いがくるうので、スザンネと見合わせて変奏後に全く間が空かないよう気をつけました。 今回初めて試みたバッハの”ゴールドベルグ変奏曲”では、急に空気がし〜んと静まり返り、スザンネも私も練習ではなかったインスピレーションが湧き、最後テーマがかえってきた時は、何か人生の終わりにもう一度子供にかえるような、そんな感動も生まれました。帰りの車の中でスザンネも、”練習になかった何かが本番では生まれた”と言っていました。行き返りの車の中でも、今後の曲目とか、人生とオーケストラの付き合い方とか、結構有意義な話が出来ました。
一番びっくりしたのは、スザンネのお父さんが、趣味で、全く農薬も堆肥も肥料も使わない、自然農業をやってる、と言う話。それでジャガイモなど、売ってるものよりずっと大きくなるんだ、とのことでした。ついた虫など、一つ一つ手で取ってるそうです。
昨夜かえってこれたのは夜中の2時。しかし、丁度よく、今日から冬時間になり、今日は朝1時間余計に眠れる日です。今日から日本との時差が8時間になってます。
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