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2008/01/05(土)
嫌がらせに負けて欲しくない!!
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歌劇場ではヴェルディのオペラ、”リゴレット”の練習が始まりました。お話は呪いの悲劇ですが、音楽は若いヴェルディの作曲でさわやかな印象です。”オテロ”なんかは”これ、本当にヴェルディ?”と思うほど重々しく劇的でしたが、、。
今回、皆、この曲をコーティ氏が指揮すると思って楽しみにしていたのに、蓋を開けたら違う指揮者でがっかりした空気が流れています。
思い出したのが、 一度、コーティ氏が、練習室がなくて困ってる私に部屋を貸してくれましたが、その時、 ”僕はこのオーケストラはとても気に入ってる。しかし、歌劇場のインテンダント(社長のようなもの)はじめ、経営連中はあまりに音楽に理解がなく、毎日嫌がらせをしてくるんだ、、。”とこぼしていました。
人間的にとても感じの良いコーティ氏なので、なぜこの人に嫌がらせを、、、と思いますが、音楽監督・主任指揮者という役柄はそれだけで大変です。コーティ氏は正直で計算した態度など取れない人柄ですから、余計苦労してる事でしょう、、、。
最近コーティ氏があまり振らなくなってる理由はこの嫌がらせだな、、、と、オーケストラの皆もうすうす感づいて、”辞める方向に行ってるのでは”と心配してるところです。 今回急に”リゴレット”を降りたのも何かあったんでしょうか、、。
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