ドイツの空の音楽日記
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2007年9月
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2007/09/20(木) 熱で最高の状態に?
熱が下がったばかりですが、明日からボンとフランクフルト近くのクロスター・エーバーバッハに小演奏旅行に行ってきます。
数日前まで”今回は駄目かも、、”と思いましたが、今の感じだとかえって空気のいいところでストレスのないコンサートするのは休養になりそうです。

前にミュンヘンで、熱だしたまま本番やったことがありました。
小さな本番でしたが、直前まで熱とセキでどうしようもない状態で。
ところが、熱があるときって、”いい演奏してやろう”というような気負いがなく、演奏のみに必死なので、純粋な集中力になったようでした。
オーレル・二コレ氏、私のもっとも尊敬するフルートの巨匠から、
”君が今日こんなにいい演奏が出来たのは熱があったからだ”と言われました。

演奏で、一番良い状況って、集中し切って自我がなくなって、自分が演奏しているというより音がどこからか降ってくるような状況になれる時です。
滅多にありません。
ところが、熱があったりして、私欲のない演奏になると、どうもそれに近くなれるようです。二コレ氏もそんな経験から言われてるんだろうな、と思いました。


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