ドイツの空の音楽日記
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2007年8月
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2007/08/04(土) アルザス地方
月曜から金曜までアルザス地方を旅行してきました。
演奏も治療も関係なく気の向くまま旅行したのは10年ぶりぐらいかも、、。

ストラスブルグとコルマーを中心に、その周りの小さな村々を渡り歩きました。
今はフランスですが、歴史的に何度もドイツ領にもなったこのあたり、古き良き物が残り、両方の良いとこだけ混じった、でも気候はフランスの軽やかな空気に恵まれた、最高のバカンス地方です。

コルマーには昔から興味あった16世紀の画家、グリューネバルトのオリジナル画がありました。これは偶然でした。
ドイツの作曲家ヒンデミットがこの絵に感銘して”画家マチス”を作曲したのでした。

美術館の最後方にあったキリスト昇天の絵には釘ずけになって見入りました。
それまで見てた平面的な絵とうって変わって立体的で、遠目に光が差し込んでるように見える、迫力もうったえもぐんと強い絵でした。数分後、それがグリューネバルトの絵だと知り、同時代の他の画家が持たないエネルギー持ってた芸術家だったんだなと思いました。

その後にはヒンデミットのCDでよく見た有名な絵もありました。
ただ、思わず本当にキリスト昇天の場に入り込んだような錯覚を生み出させられたこの絵は忘れられない絵となりました。


下はコルマーの街で。私自身は後ろで陽気なボーイさんが肩組むまねしてるのに気づいてませんでした。


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