ドイツの空の音楽日記
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2007/07/08(日) エネルギー一杯のヴィヴァルディ本番
ヴィヴァルディの”ぎしきひわ”協奏曲、6日の本番はその場で大きなエネルギー湧き出て元気一杯に演奏できました。

その日は嵐になったり日が照ったり忙しい天気で、本番の19時ごろは直前に大雨になり、結局大ホールで演奏する事になりました。

ひどい天気なのにお客さんは一杯!中庭だったら席が足りなかったでしょう。
そのお陰で響きすぎる音響もある程度丁度よくなっていました。

石造りの大ホールの中は寒くて、演奏始めてみたら、薄いドレス姿の私はちょっと体が凍えてる感じがしましたが、すぐに猛烈なエネルギーが溢れて来ました。
それは天から降ってきてるのか自分の体から沸いてくるのかわからない、まぶしいような光を感じてました。
強いスポットライトなどなかったと思うので、ステンドグラスからの光だったのでしょうか、、。
寒いはずなのにその光が熱くて熱くて自分でもわかるぐらい汗が流れ出ました。

ゆっくりの楽章、2楽章はほとんど無我の、一番いい集中の状態になれました。

一番速い3楽章、コントロールして抑え目のテンポでやったつもりでしたが、録音聴いたらとんでもない、
全く好きな速さで飛ぶように吹いてました。
でも、オーケストラはちゃんと付いて来てくれていました。
そして、客が多かったおかげで音響も聴こえる状態で、録音を聞きながら、”ああ、ありがたい!”と思ってました。

1楽章ではヴィオラソロが、肝心の場所で落ちてしまう、というアクシデントもありましたが、私のソロにもオーケストラにも影響なく、聴いてた人にはわからなかったそうです。
こういうのも後になれば笑い話です。

その後、今は溜まってるオーケストラの仕事に追われつつ、日本でのコンサート・プログラムの仕上げに励んでいます。

明日ベルリンから日本に発ちますが、明日からドイツ交通がスト!どうなることやら、、、、。

(写真は本番のあったクロスター・ウンザー・リーバー・フラウエン)


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