ドイツの空の音楽日記
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2007/06/29(金) 歌劇場と子供達
このとこ続いてる、嵐の夜中の野外劇場での仕事は毎日はちょっときついな、と感じてるのですが、先日はとても微笑ましい仕事がありました。

歌劇場で、中学生ぐらいの子供達にたいしてのオーケストラ経験をさせる企画があり、子供達は観客としても聴いてますが特別にオーケストラの中にも20席ほど席を作り、そちらにも座って中から聴く経験もできるようになっていました。

演奏終えて、指揮のコーティ氏が”質問ありますか?”と訊くと、子供達は目を輝かせて積極的に手を上げ、一番多かった質問が
"なんで指揮者が前に立ってるんですか””なんで指揮者が必要なんですか””指揮がなくてもオーケストラは演奏できるんじゃないんですか”
これには団員は笑って、コーティ氏は苦笑しながら、
”じゃあ、指揮がどれだけ大切かって経験をさせてあげましょう。誰か、今オーケストラの前で指揮してみたい人いますか?”

すると子供達は数人遠慮勝ちに希望して、3,4人の子供達がコーティ氏の指導の下、おっかなびっくり指揮してみました。
皆、自分がだんだん遅くなるとオーケストラも遅くなるのにびっくりし、200人程の子供達は興奮してほとんど皆が”僕も私もやりたい!!”と凄い騒ぎになりました。”時間の都合で後3人だけ!”

こういった経験、きっと子供達はずっと忘れないでしょう。
子供達の目の輝きにリフレッシュさせてもらった企画でした。


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