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2007/06/17(日)
奇跡が起こってほしい
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昨日のザンガーハウゼンでのコンサートは行き帰りの車の中も気の合った仲間と楽しく、景色も広々としてて、久しぶりにのびのびした気分が味わえました。
演奏会そのものも可愛らしい教会で、皆が気楽に音楽を堪能してる雰囲気が伝わってきて、さわやかなムードでした。気負いなく、その空気に溶け込む音を出していました。
肝臓不能で死を待つばかりだという、チェンバロの方に、今自分が受けてる治療法の話をしたい、と思ってましたが、ゲネプロに来ていなかったので、チャンスがないかな、、と思っていたら、 演奏会の前に演奏者は軽い食事に招待され、そこで話をすることが出来ました。
医学で見放された病気を、今はヨガで治そうとしているようでした。 それにしても落ち着いていて、優しさにあふれていて、顔色以外はそんな状況の方には感じられません。 向き合ってちゃんと話したのは初めてでしたが暖かい人柄に打たれました。 指揮も作曲もする才能あふれた音楽家で、昨日の演奏にしても音楽的な集中力で皆を引っ張って、高尚な空気を周りに与えてくれました。
奇跡が起こって生き延びてほしい! 心からそう思わせられました。
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