ドイツの空の音楽日記
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2007/04/14(土) 久しぶりの感動
昨日とおとといがシンフォニー・コンサートでした。

最初の曲、コダーイでは大きなソロをやったクラリネットのゲオルグの演奏に涙が出そうになりました。

物悲しい節をヴィルトゥオーゾなトリルとアルページオで歌うカデンツですが、テクニックも感じさせず、自然でいて情熱的で、心にスーッと入ってくる演奏で、そして彼の人生も反映させるような深いものでした。練習で何回も聞いていたのに、本番、静かに感動して、胸が一杯になりました。
音楽専門にやってると、細かいところも気になってしまって、なかなか素直にコンサートで感動できにくい事も多いのです。
ましてや、毎日聴いてる仲間の演奏で心から感動するというのは稀です。

今回は仕事で自分も演奏してる身ながら、このゲオルグのソロが聴けた事がありがたくて、心洗われたようで、ゲオルグにいくら賞賛与えても足りないぐらいでした。

ただ、オーバーな表現での賞賛になってしまったようで、周りの皆には笑われました、、、。

先の予定がどうなるか、と思っていたら、このところ続けて9月以降のコンサートが決まっていきました。ありがたい!音楽家にとってはこれが生きる活力です。
中には、”トリオ、君に承諾とらないで、フルートは君に決めたんだ、ごめん。”と言ってきた人もいて、”いや、ありがたいし嬉しいですよ!”と笑い合いました。


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