ドイツの空の音楽日記
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2007/02/03(土) ベルリンでのレッスン
昨日、待ちに待ってたベルリン国立歌劇場の方のレッスンがやっと受けられました。

年末に試験を受けたとき、”高音のフォルテのビブラートと音質が気になるから”とそれでひっかかったのと、自分でも高音でもっともっと歌いこみたい時、これ以上いけない苦しさがあることがあり、それにたいしてのテクニック的問題を見つけたい、と思ってました。

先生は一度聴いて見て、”わかった!あなたはまだまだ上半身で歌おうとしてる。そして楽器の内側に吹き込むくせがある。不思議なのは、あなたの場合、それでも良い音が鳴ってることだ。
でも、そのせいでもっともっと吹き込みたい時苦しくなるのだ”

それでもっと重心を下げ、
・腰のへんに息を取る
・口元は”オー”を言う感じに、閉めた形にしない
・上唇は決して閉めない・息を吸うとき、歌う時肩が上がらないように
・喉を楽に
・ビブラートがはやくなってしまったら、喉に力が入ってる証拠

こういうテクニックに注意しながら吹きなおしていくと、自分でわかりにくくても、先生は
”これだけでも全く音が変わったよ!自分でわかりにくい?鏡をみて、そのつけてしまった癖を取れば、最終的にもっと楽にダイナミクスをつけられるから。今日明日で直せることでないから、いつも気をつけながら吹いていくように”

”最初は息が足りないという問題が生まれるけど、それは自分でまた調整しながら息の量が減っても同じ音質を保てる訓練をするしかない。あなたの問題は大した事ないし、頭も良いんだから大丈夫でしょう”

また自分で”出来た!”と思う頃、連絡して直ってるか見ていただく事になりました。

とても重大な事を、一時間でしっかり教えていただけました!
これを生かして変われるか、変われないか、今とても大事な時にいます。
しかも、先生はレッスン料金も取りませんでした。
私としては凄くお忙しい中、申し訳なくてたまりませんが、これでしっかり良い方向に変えていけなければかえって失礼になる、という思いも励みにしようと思います。

今日はいまから三重奏のあわせ、夜は”タンホイザー”です。
まず今日の仕事も上の注意忘れず一日中直しのつもりで吹こうと思います。


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