ドイツの空の音楽日記
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2007/02/26(月) てるてるあした
気晴らしに友人に借りた日本のDVDを見てたら、久しぶりに感動させてくれる作品に回り逢いました。
”てるてるあした”いつの作品か、日本ではやってたのか判りませんが、私はすごく好きでした。
始まりから、子供のころ大好きだった”霧のむこうの不思議な谷”というメルヘンを思い出しました。

どちらも、都会の思春期の娘が田舎のちょっと変わった町で色々な人に出会い、急に働くことも覚えさせられ、またいろんな感動を重ね、短期間で大きく成長する、というもの。

この”てるてる、、”は親しき者の死別がよく出てきましたが、それもすごくさわやかに、それでいて鮮やかです。
全体通してのテーマが、”人生でどれだけ人を愛せるか、人の役に立てるのか”という事です。それでも教育映画のようなくどさはまったくなく、本当に生き方、愛し方、考えさせられました。

また、子守唄を歌う自転車、生霊、幽霊なども出てきますが、それでもおどろおどろさがなく明るいのは監督の持つファンタジーなのかな、と思います。

2007/02/24(土) 嬉しい偶然
今回のシンフォニー・コンサートに、友人のお父様が聴きにいらしていて、自分で趣味でやってる農産物をわけていただきました。
やっておられるのはバイエルン地方で、自然農法に近いやり方のようです。
ちょうど農家が休みのときに、嬉しいプレゼントです!

クリストフがよく仲間のコンピューターの修理をやってて、そのお礼だったので、私はあやかったわけでした。

今回のシンフォニー・コンサートは指揮もソリストもぱっとしなくて、オーケストラには不満でしたが、曲はスタンダードで、お客さんは楽しめたようでした。

2007/02/22(木) 農家の休み
このとこ人参のクリーム風味蒸しやローゼンコール蒸しなどで、また自然農法野菜を楽しんで味わいました。
クリストフもセロリのハンバーグなど作ってくれました。

ところが!農家の方が、1ヶ月休暇にするそうで、5,6週間は野菜が届かないと、連絡がありました。ショック。
野菜嫌いのクリストフまでが残念がってます。

シンフォニー・コンサートは、ベートーベンの3番交響曲”英雄”
とブラームスのヴァイオリン・コンチェルトです。
スタンダードなので、良い指揮者呼べば良いのに、なぜか今回のゲスト・コンダクターはちっとも良くありません。

曲をよく知ってるだけにオーケストラも指揮者を馬鹿にしてしまうし、毎日の練習の仕方もくどくてちょっといらいらさせられます。
このコンサートが、自分の大事な本番の続いた後で、精神的嫌な影響なかったことが救いでした。

2007/02/19(月) 現代曲とバッハ
昨日の演奏会、お天気の御蔭でほぼ満員でしたが、教会だった為、来られた方々、シスターやキリスト信者であるらしい、年配の方々が中心でした。
ちょっと、
”バッハはともかく、現代曲がここでふさわしいのだろうか?”
と思いました。

ところが、聴いている方々の清純な空気のせいか、現代曲も、いざ吹き始めると何か楽しくて色々インスピレーションが沸きました。
それで、終わった後、シスターの方々までもが、
”現代曲ってこんなに楽しいんですね。キャラクターがしっかりあって。”みたいな言葉をかけてくださり、ほっとしました。
中には日本の武満の曲もあり、日本の曲が受け入れられたのも大きな喜びです。

主催者も、”6回続けたバロナ教会の演奏会、今回が一番盛り上がった!ありがとう!”
と言って下さいました。

でも、先週はこの現代曲の複雑なテクニックの準備が結構大変で、肝心の今治してる重心と呼吸のテクニックの改善が手薄でした。

今週はシンファニー・コンサートでオーケストラは忙しいですが、合間にじっくり基礎の見直しを、と思ってます。

2007/02/18(日) 今から演奏会
今からリサイタルに出かけてきます。
今回の趣旨は”バッハと現代曲”で、時々バッハはそういう扱いもされますが、どんなジャンルの曲ともハーモニーが取れるのも、バッハの偉大さの一つです。

もう少し時間かけて仕上げたいところもありますが、後はその場の集中力で乗り切りたいと思います。

幸い、冬のドイツでは珍しい、雲ひとつない真っ青な空に恵まれました!

2007/02/14(水) 思いやり
朝歌劇場に行くとばったりコーティ氏に出会い、
”君の日曜のコンサート、大好評だよ。僕も行きたかったのだが、熱っぽくて、夜は第九があったし、いけなかったのだ。ごめん。”と言ってくださいました。
こんな思いやりある主任指揮者もとても珍しいと思います。
私は嬉しいというよりびっくりして、ほとんど何も言えませんでした。

また、ある方が、”新聞に好評が載っていた”と知らせてくださいました。私もすぐバーバラに知らせました。

今週の日曜は全然別のプログラムでコンサートなのでこの数日はそちらに集中しています。
幸い、オーケストラがわりと楽な週で助かりました。
まだまだ仕上がってないので、、。

2007/02/12(月) マチネ・コンサート
今日(こちらはまだ日曜)はヴァイオリンのバーバラとピアノのグリンベグ氏との演奏会でした。
お客さんも満員近く来て下さって、朝の本番なのに盛り上がりのある演奏会になりました。

ピアノとのソロ曲では、まだ自分のテクニック改善が十分でないのを実感しましたが、慣れている曲だったせいか、それでも少しずつ良くなってるのか、かえって賞賛をいただきました。
本番を踏む事で、自分の注意点も見えるしお客さんからの大きなエネルギーと励ましもいただけ、幸せな事です!

バーバラのダイナミックなヴァイオリンは共演しててすがすがしく、また刺激になります。
今回初めて演奏したマルティヌーのヴァイオリンとのトリオも、本番踏むと、曲がしっかり体に入ってきた感じです。

夜はベートーベンの”第九”で、朝力を出し切った後だったのでちょっときつかったですが、聴いてくださった仲間からの”朝の演奏会素晴らしかったよ!”という励ましの言葉で元気をいただきました。

2007/02/10(土) 嬉しい事
今日もなんだか疲れ気味で、夕方にはへとへとしてましたが、今日は嬉しいことが2つありました。

一つはコンサートの向けてあわせの帰りにピアノのグリンベルグ氏が、”あなたの音楽性が気に入った。また来年も共演して欲しい。”と言ってくれた事。

もう一つは、日本で共演したイータイが電話くれて、
”あのメンバーで、四重奏のコンサートが、11月に決まった!18日は決定で、あとの日取りはまだこれから。
また皆で会えるね!”
と、嬉しい知らせをくれた事。

今吹き方の基本直しをしていて大変な時ですが、気のあった演奏家の励ましで元気を取り戻せそうです!

2007/02/09(金) ボケミス
筋肉痛は一晩寝たらとれたのですが、今一日中テンションの高い室内楽のあわせがあるせいと、吹き方の基本を正していて頭をつかうせいでしょう、他の事に頭がまわらなくなってて、変なミスが多いです。

昨日は疲れて帰ってきて、それでも料理してたら、間違ったコンロのスイッチをいつの間にか入れてて、おなべの蓋をべろべろに溶かしてしまいました。

今日は友達の譜面台をかた付け忘れたり、オペラの本番中、ふと気付くといつも持ち歩いてる鍵がなくなってました。
休憩時間に探してもなくて、そのうち門番の人が”ほら!”と届けてくれてほっとしました。
歌劇場レストランに置き忘れてたそうですが、今日、レストランに行った覚えないのにな、、、。

後半のオペラは疲れから演奏でも変なミスしないよう、必死でした。

ちょっと頭がオーバーワークしてるようです。

2007/02/07(水) 筋肉痛
この数日、姿勢や構えを正しながら練習と仕事やってましたが、かなり普段使ってない筋肉を使うようで、今日起きたらまるで凄いスポーツやったかのようにあちこちが筋肉痛になってました。
仕事でフルート構えるのも今日はきついぐらいでした、、。
今日は”チャーダースの王女”やたら速い難しいパッセージが多い曲なので、ますます大変でした。
やりすぎかな、、。

このとこ寒くなっていて、ついつい運動不足になります。
今日久しぶりに自転車通勤したらやたらペダルが重く感じたので、”これはいかん”と思いました。

せめて食べ物ぐらいは健康にしたくて、忙しくてもさっと自然野菜でおかず作ってお弁当にしています。
クリストフはお弁当を嫌がって作りたてしか食べてくれませんが、それでも”農家の野菜はおいしい!”と喜んでいます。

(自宅近くのノイシュタット湖にて)

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