ドイツの空の音楽日記
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2007/12/01(土) お城のコンサート
今日(ドイツはまだ11月30日)は朝バッハの管組2番からのソロのオケとの合わせ、夜はノイガッターレーベンというお城でのドゥオの演奏会でした。

このお城はある政治家が買い取って家族で暮らしてるんだそうですが、中は見事に綺麗に直されててモダンであり、でも昔ながらの風格もあって見事でした。
コンサートホールも真ん中に赤い絨毯がひかれ、天井にはいくつものシャンデリアがキラキラして、大理石の舞台。
天井が高いし大理石造りだしで、音響も豊かで言う事なしでした。お客さんも満員に入り、音響もそれでかえって軟らかい響きになり、演奏しやすい環境でした。
最近音響のいいところでの本番に恵まれてます。

でも、こんなとこで生活してるなんて、昔の貴族みたい、、、。
その政治家の方の子供たちは演奏会後、楽しそうに楽器の事を訊いて来たりして、どういうつもりなのか私のCDも10枚も買おうとしたりしてました。”クリスマスプレゼントにあげるよ”と言いましたが。
”こんな大きなお城で暮らしてるって、どんな気分なんだろう”
と思いましたが、子供達は実に楽しそうです。

お客さんは惜しみなくカーテンコールしてくださり、用意してたアンコール曲では足りなくなりました。
その後新聞社の写真撮りとかインタビューとかでしたが、なんだかお城の綺麗さに圧倒されてて、現実感ありませんでした。

普通、お城のコンサートって、人が住んでない、博物館のようになってるお城であるもので、人がちゃんと生活してる、暖かさのあるお城に入ったのって初めてです。

なんだかモーツァルトの時代を経験したような気分の今日でした。


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