ドイツの空の音楽日記
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2007年11月
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2007/11/10(土) 黙祷コンサート
さっきパウルス教会でブラームス”ドイツ・レクイエム”本番でした。
最初に短いシェーンベルクの”ワルシャワの生き残り”とか言う、ナチによるユダヤ迫害をテーマに語りが入る小曲でした。
今日のこの演奏は、いわゆる”演奏会”ではなく、ナチで犠牲になったユダヤ人、また戦争で犠牲になった人々に対する、追悼の時間、という事でした。
だから、演奏後も5分間の黙想があり、拍手は一切なしでした。

ドイツで頻繁にナチのユダヤ迫害のテーマが語られたり話題になってるの、ドイツ人って懐が広いんだなあ、、と思います。
日本でこんな話題がでるでしょうか??

それにしても、ドイツ・レクイエムを教会で演奏すると、この曲はこういう石造りの残響豊かな場所用に作られてるのを感じます。合唱の迫力が普通の会場と違い、高音が天使の声のごとく聴こえるのは天井高い教会ならではでしょう。

ヨーロッパは教会が多く、どのレクイエム(鎮魂曲)も大体しょっちゅうどこかの教会で演奏されています。

明日の朝”イドメネオ”の練習の後、泊りがけでベルリンにコンサート用の合わせに行って来ます。


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