ドイツの空の音楽日記
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2007/10/31(水) しつこいやつら
またまた11月のコンサート、フルートの仲間がいちゃもん付けて来ました。
”3人要るからアツコは行っちゃ困る。”と。
”私達4人居るでしょう。そして前々から休暇届出してるのは私でしょう。”
”いや、それが駄目なの!”

何かあるとあれこれ理由つけて邪魔してくるのは毎度なので、こちらはいかに賢く問題にせずに嫌がらせをかわせるか、です。

今回は今のとこ、いちゃもんつけてきた彼女にも得になり、私もコンサートに出かけられる方法を見つけ出して、納得させてその場を押さえましたが、まだ油断はできません。

ストレスためない為に上がりが難しいゲーム、と思うことにします。

2007/10/30(火) 試したいんだけどなあ
昨日はヴェルディ”ナブッコ”の舞台練習。今日からモーツァルト”イドメネオ”練習が始まり、夜はバレエです。

11月のコンサート前に自分で編曲したフルート・チェロのバルトークを試してみたくて、クリストフに(彼はチェリスト)
”ねえ、クリストフ、”と言うと、
”駄目だ。今忙しくて時間ないんだ。”
私の声色で頼みたい内容がわかるそうです。

クリストフは先日ラジオで流れた私達の演奏を録音していて、その時アナウンサーがやたらしゃべり間違えてたらしくて、その間違いアナウンスを編集して皆にジョウダン版として配ってました。
そういう時間はあるくせに〜、、、。

2007/10/29(月) 冬時間
億劫な心に鞭打って、日曜は歌劇場への行きも帰りも一時間かけて歩きました!
お昼過ぎまで”風とともに去りぬ”の最後の場面思わせるような霧で、数メートル先がぼやけて見えないのはなんだか夢の中で歩いてるようでした。
久しぶりにしっかり歩いたら随分すっきりしました。

今は11月のコンサートに向けて、人や曲の変更なんかのやりとりでもバタバタしています。でも、この、やりがいあるものに向けて準備してる時間は大好きな時間です。

私が趣味でアレンジした曲も3曲入る予定になりました。
一曲はバルトークの”ルーマニア民族舞曲”をフルート・チェロに編曲してみたもので、まだチェロと演奏して見てないので、一体コンサートで使えるものなのかちょっとハラハラ。

昨日からドイツは冬時間に変更があり、もう、気候も冬の顔になってきました。
もう、オーバーが必要です。
それでも、なるべく自転車通勤するぞ!と思ってはいるんですが、、。9月に病気して以来、な〜んとも体がサボり症になってて、いけない兆候です。




右は文章と関係なく、イタリア演奏旅行の帰途にて。

2007/10/27(土) 運動不足
昨夜で2日目のシンフォニー・コンサート終え、今日はバレーの”ジゼル”です。

忙しい週でしたが、クリストフも私も何かと体調ぱっとしないし、オケじゅう風邪だらけだしで、食事だけは新鮮野菜で栄養だっぷりに気をつけてました。

このとこ良く届くふさふさしたにんじんの葉。
強いくせがありますが、ツナ缶と炒めるとめちゃめちゃおいしい!ご飯のお供にもぴったりです。
久々にサラダに合うマッシュとレタスもあったので私特製のピリ辛サラダも作り、昨日はクリストフお得意の赤リューベンとリンゴの摩り下ろしサラダも食べました。
様々な野菜スパゲッティも作ってみてます。

だけど、本当に足りてないのは栄養より運動のよう、、。
このとこ霧雨ばっかりだし寒いしで、ついつい自転車や歩くのがおっくうになってます。いけないな〜。

2007/10/26(金) ちょっとした立ち直りのきっかけ
シンフォニー・コンサートのゲネプロが昨日の朝で、昨夜本番でした。
ゲネプロの直前、降り番のはずのゲオルグ(クラリネット)が舞台の私のところにやってきたので、

”あれ?今日吹くの?誰か病欠したの?”
と訊くと
”いや、頼みがあって来たんだ。僕、サロン・オーケストラやろうと思ってるんだ。沢山楽譜持っててね。バーバラ(ヴァイオリン)も楽譜いっぱい持ってるって言ってる。それでフルートも一人必要なんだけど一緒にやってくれない?”
”あなたからそんな申し出くれるなんて光栄です!!”

これは心からの言葉でした。
ゲオルグはいつも心洗ってくれるような演奏する人で日頃から尊敬してるし、バーバラとはこの前結婚式でちょこっと共演して以来、是非またちゃんと共演したい!と思っていたのです。
この2人からの共演の申し出って私にはとてもとても嬉しいことです。

おかげでこのとこ沈みがちでストレスだらけだった心に明るい光がさした気持ちでした。
本当に上手い音楽家とだったら、どんな曲でもどんな本番でも得るものはとても大きいのです。
ゲオルグのサロン・オーケストラ、本当に実現したらいいなあ、、とうきうきしてます。

2007/10/23(火) シンフォニー・コンサート練習
シンフォニー・コンサート、今回の曲目はショスタコーヴィッチの他にドボルザークの6番交響曲とストラヴィンスキーのオーケストラの為の組曲2番です。

ドボルザークは有名な7,8,9番の交響曲に比べ、まだ強い個性が出てない印象です。全体にいい雰囲気にまとまってるけどまだドボルザーク独特の聴かせるメロディラインが弱いようです。でも、オケがこなれてきたらもう少し良い所も発見できるかな、、。

ストラヴィンスキーは音楽の冗談のような短い作品。
私は彼のオラトリオ”エディプス王”にのめり込んだ時期があり、この”組曲”にも似た部分を見出して楽しんでますが、クリストフは”変な曲。退屈。”と言ってます。

ショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲2番は一番楽しみにしてる曲ですが、今日はまだソリスト抜きでオケのみのあわせで、そうすると、やったら抜けた音が多くて複雑なリズムが余計難しく、ソルフェージュの授業を思い出してしまいました。
この協奏曲、特にチェロとオケが交互にやりとりするのでどちらが抜けても変です。
早くチェリストと一緒にやりたいものです。

この前、昔日本ではやった”リング”のアメリカ版映画をテレビでやってました。それ見て以来、何かあるごとにクリストフが幽霊のマネして私を怖がらせます。
でも昨夜は私が髪洗ったあと、顔が前髪でかくれたまま出てきたら、彼は本気で怖がってました。

2007/10/22(月) ジャガイモ三昧
今週はシンフォニー・コンサートの週。
私の好きなショスタコーヴィッチのチェロ協奏曲2番も入っていて、結構楽しみにしています。
ショスタコはフルートの曲がないけど最も好きな作曲家のひとつで、オーケストラの仕事でこの曲に関われるのは幸せな事です。

この週末、山のようにたまっていたジャガイモも、ジャガイモ料理しまくって平らげ、ずっと出来なかった掃除もやっと出来て、ちょっとすっきりしました。
ジャガイモは農家直送の凄くおいしいやつで、芽をださせたくなかったから、ぎりぎりセーフでした!

2007/10/20(土) ベルリン・敦盛四重奏コンサート
昨日はこのオケでの四重奏、”敦盛四重奏団”と命名しての、初のベルリン・コンサートでした。

今までに何度も演奏してきたレパートリーでの演奏会でしたが、昨日は特に4人心合わせていい雰囲気だったと思いました。
私が趣味で編曲したラベルの”亡き王女の為のパヴァーヌ”はすでに私達のスタンダートとなり、今回ブラームスの”ワルツ”も定着し、なにか面映い感じです。

お客さんは少なかったのですが、それでも笑顔と力強い拍手で場を盛り上げてくれてました。
演奏会盛り上がったのはその明るいお客さんパワーのお陰です。

名前が”敦盛”なんてついても、日本人は私だけです。
名前からして何か日本の曲も編曲しなきゃかな、と思ってたら帰りの車でインゴが、
”アツコ、次は動物をテーマにした曲を編曲してくれ。今動物音楽がはやってるんだ。僕たちのこの前の学校コンサートが新聞にとりあげられて、他の学校からも注文来てるんだ。”

まずはサン・サーンスの”動物の謝肉祭”あたりから手をつけて見ようかな、と思ってます。

2007/10/18(木) もう冬
明日はベルリンでの室内楽コンサートで、今日がその最後のあわせです。朝ヴァイオリンの入団試験、夕方からまたオケ合わせで時間がどのくらい取れるか、、ちょっとハラハラです。
同じオケにいてもなかなか時間とるのが難しいから、来月のあちこちから集まる四重奏コンサートも気になってます。

もうドイツはすっかり紅葉しきって、そろそろ冬です。
朝は鼻息も白くなる日が多くなってます。
運動不足だなあ、と気がつきつつ、なかなか体動かす時間もなくて、、ってのは言い訳だよなあ、、、。

2007/10/15(月) 心地のいいドニゼッティ
昨夜は久しぶりのドニゼッティ”愛の妙薬”でした。
イタリアオペラといってもロッシーニやドニゼッティはドラマティックでなくユーモアと軽快さが主体で、心地いいメロディと共に笑いが耐えないのも魅力です。

私は2日間の寝不足でけっこうきつくって、昨日がワーグナーやプッチーニの大悲劇オペラでなかったのは救いでした。

このとこ珍しくいいお天気続きです。
時間できたら久しぶりにきのこ狩りに行きたいな〜。

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