ドイツの空の音楽日記
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2006/09/11(月) 澄み切った青空
今日はドイツには珍しい、雲ひとつない青空をプレゼントされた休日でした。
ドイツの空というと、どんより重い雲が代表的で、青空であってもどこか薄いもやがある感じです。

フランスから移ってきた時、フランスの微妙な色合いの空だけは懐かしかったです。

でも今日は純に澄んだ空で、街中の色が映えて、特別でした。
この数日ちょっと調子悪かった私も御蔭でまた元気に練習出来ました。
遠くには気球も見えます。

2006/09/10(日) 街中が祝う結婚式
今朝歌劇場に自転車走らせていると、横を花で飾った車が何台かクラクション鳴らしながら過ぎていきました。
結婚式からの帰りの車です。
すると、周りの車もそれに答えるようにそれぞれクラクションを鳴らしました。

どこの誰だかわからなくても、ちょっとクラクションでお祝いしてあげる、この習慣って楽しいですね。
日本にもあるのでしょうか。

私もささやかながら自転車のベルをチリンチリンと鳴らしてお祝いしました。
なんとなく心楽しい通勤でした。

2006/09/09(土) 体調管理も実力
オーケストラではレーハーのオペレッタ”美しき世界”の練習が始まりました。
9月前半はまだそんなにオーケストラが忙しくなく、今色々他にもソロで準備してる私にはありがたいです。

また数日後にハンブルグの方で演奏するのですが、今は疲れきってしまわないよう、体調にも気を付けています。
私はどちらかというと無理がきいてしまうのですが、心も体もほがらかでないと、幸せを伝える演奏になりにくいようです。

体調管理も実力のうちですね。

2006/09/07(木) ちょっと不調
この数日、体調が良くなくて、朝起きるのが大変です。
今日も出かける時間の10分前にやっと起きれました。
でも私、したくは早いんです。充分間に合いました。

クリストフが早朝からシューベルトの”美しき水車小屋の娘”を聴いていて、寝ぼけながらも
”線が太くて柔らかい、良いテノールだな”と思ってました。
フリッツ・ブンダリッヒという36歳で亡くなった、ドイツのテノール歌手でした。
シューベルトも31歳で亡くなっているのです。
こういう、短い時間で素晴らしい仕事を残してる芸術家が結構います。見てると、凄いスピードで燃焼しきって生きてるようです。

オーケストラも始まりましたが、まだみな、夏休みのリラックスした雰囲気で和んでます。

2006/09/06(水) 風嵐
朝から昼過ぎまで歌劇場で練習してたのですが、なんだか体に疲れが残っていて、夕方からは森に散歩に出かけました。
歌劇場への行き来では、あまりに風が強くて何度か自転車ごとなぎ倒されそうでした。

森では雨続きだったのが効いて、前にもましてきのこが取り放題でした。手のひら大の大きなものがいくつも見つかり、夕食はきのこだけでお腹一杯になりました。

2006/09/05(火) エーバーバッハ・コンサート
エーバーバッハのコンサートは天気に恵まれ、満員のお客さんに支えられて、幸せに盛り上がりました。
演奏前から曲に対する愛情が自然に込み上がり、演奏しつつも新たな発見がありました。ここで演奏させていただくと、いつも何か霊感が働きます。

自分の力だけではない、お客さんと一体となったオーラに満たされるコンサートが、演奏者にとって最も嬉しいもので、ここの会場にはそうなりやすい空気が満ちてると思いました。

止まらない拍手とお客さんの笑顔に励まされ、また来年までにもっと伸びておきたい、と感謝で一杯でした。

フランクフルト方向に向かう車の中では、マルセル君と精神世界の話、今の医学の話で意気投合してました。
彼はシュタイナーの哲学を幼いころから学んでいて、東洋的思想も無理なく受け入れられるので話しつつびっくりしてました。

2006/09/01(金) 出発します
この金曜からリサイタルで、フランクフルト近郊の
クロスター・エーバーバッハに行ってきます。
ここでは毎年この時期に演奏させていただいています。
エーバーバッハは映画”バラの名前”が撮影されたことで有名です。
300人ぐらい入るホールになっていますが、
ここで演奏するとよくインスピレーション湧くんです。
山の上のほうだし、清まった場所なのかな、、。

今日は仕上げの練習していました。(こちらはまだ8月31日です)
久々に一日中良い天気で、急に街がにぎわってました。

明日とあさってはボンでピアニストと合わせです。
明日早朝に出発です。

では、行ってまいります!


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