ドイツの空の音楽日記
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2006/09/26(火) 27日から2週間ほど日本です。
また2週間ほど日本で移動の日々になります。
今回はばたばたと慌ただしい帰国準備になってしまいましたが、ある方の御蔭で、日本に着いてすぐ、しっかり祈らせていただくことが出来そうです。

今回、コンサートツアーの後、治療もあって、10月11日帰独予定ですが、予定が延びるかもしれません。

皆様、どうぞ気長に待っていてくださいね!
では、行って参ります!

2006/09/25(月) あせりまくった一日
今日は大変な一日でした。
早朝からベルリンに合わせに行き、駅にチェロの方が遅れて迎えにきてくれましたが、”大変だ。今日はベルリンでマラソン大会で、あちこち通行止めなんだ!”と。

合わせの会場に、普通なら車で15分もあれば行ける所、42キロの本格マラソンのためにどこも通れなくて、1時間近くもかかってしまいました。他の2人を30分以上も待たせてしまい、申し訳なかったです、、。
最も、自転車で来たヴァイオリンの方も、
”自分も自転車でも来るの大変で、遅れたんだ。”と言ってくれましたが、、。

それで遅れて始まった練習の後、私はまたマグデブルグに戻ってソロでのコンサートがあったのでした。
駆けて駆けて帰ってきて、コンサートの一時間前の最終練習になんとか間に合ってほっとしました。

こんな状態でしっかり演奏出来るだろうか、と、ちょっと不安もありましたが、自分のソロが近づいてくると、不思議と喜びのような物がお腹から沸いてきて、”大丈夫だ!”としっかり落ち着きました。

コンサートの後は、オーケストラの仲間、それも普段挨拶もしてくれない人までが”君のソロ良かったよ!”など賛辞の言葉を下さって、あせりまくりの一日が報われた思いでした。

2006/09/24(日) ドン・キホーテ
またまた、飛び入りで、テレマン作曲のオペラ”ドン・キホーテ”のソロをやりました。
オーケストラ・ボックスではなく、当時の市民の格好に扮装して、舞台上で演奏したのです。が、
大柄のドイツ人用に作られた、どのコスチュームも私には大きすぎて、ぶかぶかの服装です。
ズボンは落ちてくるのでサスペンダーで留めての、ピエロ的姿になってしまいました、、。

2006/09/23(土) 励ましの言葉
今朝は、いきなりぶっつけでソロがありまくる曲のゲネプロをやることになり、あせりましたが、なんとか集中して吹ききりました。
シューマンの交響曲1番とヴェルディの序曲でした。

余裕はまったくありませんでしたが、意外にも後から何人ものオーケストラの仲間が、”敦子凄く良かった!”と言ってきてくれました。
このとこ、調子が出なくて自信なくしていたので、かなりはげみになりました。余裕が無い時ほど、余計な邪念も入らないで演奏出来てることもあるようです。

ところで、このところ北ドイツはずっと夏の続きのような良い天気です。雲ひとつない空が毎日のように拝めて気持ち良いです!

2006/09/21(木) 再び一人二役
今週は仕事が楽、と思っていたら、仲間が病欠になり、しっかり忙しくなってしまいました。
でも、今週はオーケストラでもソロが多い、やりがいある演奏会が多いです。ちょっと大変ですが、楽しみながらしっかりやろうと思います。

2006/09/19(火) ベルリンでのあわせ
昨日は朝からベルリンに行き、ベルリンフィルハーモニーの建物で一日合わせでした。

ベルリンフィルはもう8月半ばからツアーが続き、メンバーは疲れ気味の様子でしたが、それでも、彼らの音は曇りません。むしろ、夏前に合わせたことも、細かいことまですべて覚えていて、演奏意思もツーカーで通じるので余計な力は要りません。

ソリスティックな主張が充分ありながら、相手の音楽もすぐ察しあわせることも出来る、素晴らしい共演者に恵まれ、ひたすら感謝です。

また日曜にしめの合わせをしますが、後は皆が良いコンディションで演奏会に望めることを祈るのみです。

2006/09/18(月) レクイエム本番
昨日は歌劇場でのフォーレ”レクイエム”の本番でした。
ワイマールの若いカペルマイスターはフォーレ透明感を出そうと頑張ってくれてました。練習よりは良かったかな、、。

曲の最終楽章には、ラテン語なのではっきりはわかりませんが、
”天国にて”と言うような題がついています。
ハープの16分音符が天国の入り口を示してるようで、また、澄んだソプラノ合唱が高い空から聴こえて来るような効果があります。
曲の最後で一番澄んだ響きにたどり着くこのレクイエム、やっぱり好きだなあ、と思いました。

今からベルリンに行ってまいります。

2006/09/16(土) 暖かい日々
もうすぐまた一時帰国してコンサートと治療です。
あさってはその為ベルリンフィルのメンバーとのあわせです。
来週のオーケストラは、私がいなくなってからのプログラムの練習なので、私はあまり出る必要がありません。
今ちょっと体調くたばり気味で、帰国にむけてエネルギー溜めたかった私にはとてもありがたいです。
上手く出来てる!

2006/09/15(金) フォーレ”レクイエム”
今日はフォーレの”レクイエム”(鎮魂曲)の最終練習でした。
モーツァルトもブラームスもヴェルディも、多くの作曲家がレクイエムを残していますが、このフォーレの物ほど天国的で清楚なレクイエムもなかなかありません。

亡くなった方の魂を慰める役目の曲が”レクイエム”ですが、フォーレのレクイエム聴いたら間違いなく天国にいけそうな、深い慰めと天使的清らかさと厳かさのある曲です。

曲の丁度まんなかに、それこそ天使の歌のようなソプラノのソロがあります。ソプラノといっても中世的な、シンプルな旋律で、柔らかな光線が空から降ってくるようなイメージです。

2006/09/14(木) 名残の夏
このとこ夏の熱気がまた戻ってます。
夏がちゃんと熱くなり切らなかった時、時々秋に夏戻りするみたいです。

昨日は疲れ切って帰ってきたら、クリストフが、届いた自然農法野菜でご馳走作って待っててくれました。
心込めて育てられた野菜を心込めて料理してもらって、こんなおいしいものはないですね!
レモン汁かけた新鮮なサラダ、ロールキャベツ、粉吹き芋、
涙でそうなぐらい心にしみる味でした。

9月絵日記の続き


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