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2006/07/10(月)
ベルリンフィルの若手
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2日間、ベルリンで、ベルリンフィルで弾く若手のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの方々と合わせをしていました。 秋のコンサートに向けてです。
彼らは音楽に対してとても自由で、どんな小さなフレーズや伴奏系の部分でも思い切った表現をし、曲がたちまち生き生きと喜びに満ちて、演奏しながらあまりに楽しいのでびっくりしました。しゃべっている時は感じなかったのですが、演奏していると、彼らの高い霊性で、こちらの音まで洗われてピーンと張ったしなやかなものに自然になっていきました。
そして、”こうやりたい”と思う音楽的表現を、口にしなくても演奏しつつさっと察してくれるし、空を飛ぶように演奏しやすいのです。レベルが高いと、想念で通じる、というのを四重奏でこんなに実感出来たのは初めてでした。
私としては相手が上手くて自分もいつも以上の力が出せる状態でしたが、彼らも ”あなたのフルートはとてもいい!音も素晴らしい。ブラボー!” と喜んでくれ、こんな嬉しいことはありませんでした。
5月からずっと4人で合わせられる日にちを探していたのが、4人とも忙しくて,今回やっと実現したのでした。
秋の本番がとても楽しみになりました。そして、思いがけない大きな喜びと刺激を与えられたことに感謝感激です。
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