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2006/06/08(木)
くるみ割り人形
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昨日は私が最も好きな曲のひとつ、”くるみ割り人形”(チャイコフスキー作曲)でした。
この曲は子供のころの”夢見る心”を取り戻させてくれます。曲の冒頭が始まったら、その軽やかな弾んだリズムとともにうきうきした夢の世界に引き込まれるようです。 何十回も同曲の本番をやってるオーケストラの皆でさえ、この曲のときは皆楽しみにしているのです。
バレーでのお話は、幼い女の子がクリスマスに人形をもらいます。その人形がある時は大きくなって狼に襲われた彼女を助けたり、人間の男性に変身して彼女を不思議な世界に連れて行ってくれたりと、彼女に様々な素敵な夢を見させてくれる、というもの。
また、この音楽が宝石のように輝いて、その場その場にぴったり浸透していきます。一般にはこのバレー版の中からえり抜かれた”組曲”が有名です。
クリスマスシーズンにやるべき”くるみ割り人形”を今やるとは、もう、この曲のプロジェクトがクリスマスに来ないのかと、皆心配していました。お客さんにも非常に愛されてる曲ですが、オーケストラからも、とても愛されています。
お客さんは総立ちでいつまでも拍手を送っていました。 また是非クリスマスにはこれを演奏したいものです!
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