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2006/06/01(木)
平等の国
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今朝の練習の時、ある奏者が指揮者と喧嘩を始めて、冷や冷やしました。私の横に座ってる同僚ですが、指揮者の取るテンポが遅すぎる!と、凄い剣幕でした。
日本ではなかなかないのでは、と思いますが、ドイツでは指揮者のいいなりでなく、オーケストラ側からも希望や文句を言う事がよくあります。こういうところ、上下関係が希薄で、基本的にみな平等、というキリスト教の精神が強いです。
夜のオペラの本番では喧嘩しかけた彼女も指揮者も、何もなかったかのようににこやかでしたから、からっとしたものです。
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