ドイツの空の音楽日記
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2006/10/31(火) さまよえるオランダ人
昨夜も夜中までワーグナー”タンホイザー”の練習でした、、。

大抵のワーグナー自作によるお話は、神話的に神秘的で劇的であり、興味をそそる物が多いです。が、このタンホイザーは
”官能の愛と神聖なる愛の間を旅するタンホイザーがなぜかその為に最後死ぬ”という内容、私にはあまり面白くなく感じています。

ただ、音楽と愛と死と官能を結び付けて劇的に表現したワーグナーの功績は凄いと思います。
”トリスタンとイゾルテ”などの序曲や愛の死の場面の曲には、学生時代わくわくして聴いたものでした。

最近やった彼のオペラで結構楽しめたのは”さまよえるオランダ人”でした。
なぞの幽霊船。影のあるなぞの船長。それにまつわる古くからの言い伝え。密に船長に恋する乙女。
現代でも好まれて使われそうな題材です。
そして、このオペラは音楽もテーマがはっきりし、起承転結がすっきりあって、ワーグナーが苦手な人でも楽しめるものだと思います。


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